秘書はシンデレラ
貧しくて醜いあひるの子の私が、憧れの彼の住み込み秘書に……?
同居していた親友が結婚し、家賃を払えなくなったローラ・ベスは、住み慣れたアパートメントを引き払うことになった。失業中で次に行くあてもなく、途方に暮れていたとき、親友の結婚式で会った知人のイタリア人老富豪から、息子であるアントニオの秘書になってほしいと頼まれる。ローラ・ベスは何年も前からアントニオのことは知っていたが、華々しい成功者の彼と貧しくて地味な自分とは縁がないと思っていた。2年前に美しい妻を亡くして塞いでいる彼を、献身的に支えたい……。その一心で秘書になるためイタリアへ飛ぶローラ・ベスだったが、アントニオは激しい怒りを込めて、秘書など必要ないと吐き捨てた!
■優しさと癒やしのロマンスをお届けするHQイマージュの代表的作家スーザン・メイアー。最新作は、家もなく路頭に迷ったヒロインと、どこか陰を秘めたヒーローの切ない恋物語です。『秘書物語』(I−2359)と『うたかたのシンデレラ』(I−2395)の関連作。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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2019-03-15
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『秘書物語』、『うたかたのシンデレラ』に続くシリーズ3作目で、今作ヒロインは前作『うたかたのシンデレラ』の序盤で仕事目的で近付いた男にその後妊娠させられた上に捨てられた立場から始まります。前々作、前作のヒロインといい男関係で碌な目に遭っていないのですが、今作も含めてこのシリーズのヒロインたちはウジウジせず前向きな性格ですよねえ。ヒーローは全シリーズでウジウジキャラばかりなのに(苦笑)。その今作ヒーローは『秘書物語』のエピローグ前の話の後で結婚し、2年後妻と死別して(『秘書物語』のエピローグの頃ですかね?)更に2年たっているのですが、こうやって書いてみると凄い波乱万丈な人生だな...。まあ読んでいて一番印象に残るキャラはヒロインでもヒーローでもなくコンスタンツォで、そもそもこの人がいなければ主人公たちは接点も出来なかった訳だし、今作の発端部分といい、終盤の展開といい、積極性が足りないヒロインや余りに消極的過ぎるヒーローの分まで話を動かしまくりで、『秘書物語』以上にコンスタンツォなしにはどうにもならない話でした。