危険なバカンス
アルドナは父の好色な上司の言葉に愕然とした。君の父親が不正を働き、穴埋めに2千ポンド必要だ。助けてほしければ、休暇旅行に同行しろ、と。アルドナは愛する父を守るため、なすすべもなく飛行機に乗った。きっと今夜には、わたしの身は穢されてしまう……。マルタ島に着き、逃げるように海辺へ出たアルドナはゼブと名乗る男性に声をかけられ、束の間、つらい現実を忘れた。だが重い足取りでホテルへ戻るアルドナは夢想だにしなかった。ほどなく自分がゼブに買い上げられることを。
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ソラミミさん
4
2015-10-02
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意地悪な言い方をすれば、悲劇を確信し自己犠牲しようとしたヒロインが、無計画なまま問題を先伸ばしにしては逃げ回り、泥沼にはまっていく話です。世間知らず+多数の精神的逃亡に、かつて本当に秘書をしていたの?と疑ってしまいました。振り回されて怒りながら追いかけるヒーロー、よく考えると最低男に損をさせられる羽目にもなっていますが、結果からすると我慢強い人です。すぐ関係を持つ話よりお預けが続く話の方が好きな私には、純真故に土壇場で怯えるヒロインに好感を持ちました。とは言え、ヒステリーって…。ヒロインもヒーローも優しく、悪女誤解ものにしてはあまり不快にならずにさらりと読めるので、つっこみ処はありながらも私は面白く感じて読み進めました。なので、ヒロインが愛に気付く場面がちょっと唐突だったり、ラストシーンが短めだったり、5チケットにしては読み応えが足りない感が残りました。