書店はタイムマシーン
『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を、『私の男』で直木賞を受賞するまでと、してからの、ドキドキとバタバタの日々……。作家サクラバカズキは、そんななかでもとにかく小説を書き続け、ひたすら本を読み続ける。稀代の読書魔を虜にした本をたっぷり紹介する、大好評第二弾。
【もくじ】
三月は(ちょっとだけ)パンク・ロックの月である。
四月は穴居人生活の月である。
五月は熊とパンツとベレー帽だった……。
六月はほんの三日間だけ八頭身だった!
七月は海辺の町でみんなで海産物を手に手に、踊る。
八月は銀の箱を持って匍匐前進する!
九月は地図を握ってあっちこっちにワープする!
十月はドイルの頭にちょっとだけ、触った。
十一月はジョン・アーヴィングに頭から油をかけられる……。
十二月は編集長が酔って石と話す。
一月はコックリさんで埴谷雄高を呼びだす。
二月はコタツで亀になる。
特別座談会 ジゴロになりたい。あるいは四十八時間の恋!
単行本版あとがき
文庫版あとがき
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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