

文明交錯
作品詳細
- 発行 東京創元社
- ジャンル 小説・文芸歴史・時代海外文学
- レーベル 海外文学セレクション
- 紙初版日 2023年3月31日
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レビュー
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インカ帝国がスペインにあっけなく征服されてしまったのは、彼らが鉄、銃、馬、そして病原菌に対する免疫をもっていなかったから……と言われている。しかし、もしも、インカの人々がそれらをもっていたとしたら? そしてスペインがインカ帝国を、ではなく、インカ帝国がスペインを征服したのだとしたら、世界はどう変わっていただろうか?
『HHhH──プラハ、1942年』と『言語の七番目の機能』で世界の読書人を驚倒させた著者が挑んだ、大胆かつ魅力溢れる歴史改変小説。常に事実とフィクションについて考え続けるローラン・ビネならではの傑作。アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞。
【目次】
第一部 エイリークの娘フレイディースのサガ
第二部 コロンブスの日誌(断片)
第三部 アタワルパ年代記
第四部 セルバンテスの冒険
訳者あとがき
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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