
殺人者の手記
「エリック・ベリマンの命を奪うつもりだ。お前に止められるかな?」
バルバロッティ捜査官が休暇に出かける直前に届いた手紙に書かれていたのは、殺人予告ととれる内容だった。悪戯かとも思ったが、無視することもできず、休暇先から署に連絡して調べてもらう。
だが同名の人物が五人もおり、警察は半信半疑でいるうちに、一人が遺体で発見されてしまう。予告は本物だったのだ。急いで休暇を切り上げたバルバロッティの元に新たな予告状が届き……。
スウェーデン推理作家アカデミーの最優秀賞に輝く傑作。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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