天生の狐
作品詳細
- 発行 ディスカヴァー・トゥエンティワン
- ジャンル 小説・文芸:歴史・時代
- レーベル ディスカヴァー文庫
- 紙初版日 2019年6月14日
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レビュー
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忍娘が仇を討つ!
全国の書店員が絶賛、累計6万部を突破した
『滔々と紅』の著者4年ぶりの書下ろし
舞台は江戸時代の天生(現在の岐阜県飛騨市)。主人公は、医者の助手として、山で薬草を採って暮らす十七歳の少女、紺。
紺は元武家の娘だが、幼い頃に両親が殺され、医者の宋哲に育てられてきた。宋哲の裏の顔は幕府に使える地方の忍「草」であり、紺もまた忍びの技を仕込まれて育つ。
ある日、街へ降りた紺は、どこか見覚えのある顔をしたひとりの武士を見かける、その武士こそが、凄腕の剣士であり、両親の仇である男「津田」であった。
それを知ったことにより、「仇討など馬鹿らしい」と思い生きてきた紺に初めて熱い気持ちが湧きおこる。「忍」として育てられた少女は、はたして両親の敵を討てるのか?
第1回本のサナギ賞大賞著者、待望の新作。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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