パリ愛してるぜ〜
まったく新しい「男目線」のパリエッセイ!! なぜパリの女性はキレやすいのか。パリでは警察官が職務質問中にナンパするの? う○こ漫画を描いている美人パリジェンヌに恋をするとどうなる? なぜパリのオタクはおにぎりに憧れるのか?
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
海外に在住する日本人の漫画家といえば、まず「テルマエ・ロマエ」で有名なヤマザキマリさんを思い浮かべる人は多いんじゃないでしょうか。Rentaでも、その家族模様が描かれた『イタリア家族 風林火山』が好評レンタル中です。
そのヤマザキさんが単行本に推薦コメントを寄せている、フランス・パリ在住の漫画家がいます。じゃんぽ〜る西さんです。この『パリ愛してるぜ〜』はいわゆるエッセイ漫画なんですが、フランスという異文化の中で生きる男の悲哀が、小気味よいギャグとともに描かれています。
"何がすごいって、顔。基本はすっとぼけた表情をキープしつつ、楳図かずお先生バリのパニックフェイスになったり、本場のフレンチボーイも真っ青なキメ顔を披露したり、ムンクになったり…。主人公の顔を追っかけるだけで、愉快な気分になります。登場人物全員の顔が愛おしいんです。…たとえそれが、閉店直前にスーパーに駆け込んで注意されて逆ギレする人でも。
相当にデフォルメされた絵なのに、実際の表情が目に浮かぶってすごいですよね。
ぜひ『かかってこいパリ』とセットでお楽しみください!
(編集:星原|作成日:2013/6/4 )