奴隷区 僕と23人の奴隷
作品詳細
- 発行 双葉社
-
ジャンル
青年漫画:人間ドラマ/ミステリー・サスペンス/サバイバル
映像化作品 - タグ 実写映画化アニメ化レンタルスタッフオススメ
- 年代 2010年代
- レーベル アクションコミックス
- シリーズ 奴隷区 僕と23人の奴隷
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レビュー
3.3 (141人)
「“奴隷”欲しいヤツ、いる?」天才的な頭脳も、超人的な肉体もいらない。どんな勝負でも勝ちさえすれば相手を奴隷にできる器具、それがSCM。偶然にもSCMを手にした24人の主人公は、欲望のため、復讐のため、それぞれの目的を果たすべく、壮絶なサバイバルゲームを開始した!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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最近実写映画化で話題になってる『奴隷区』。表紙からてっきり「ピー」なテーマとなるかと思いきや、内容が普通に面白くて5巻まで一気に読みました。
『奴隷区』では、どんな勝負でも勝ちさえすれば相手を奴隷にできる器具「SCM」が設定されました。もちろん、SCMには「人間の規格を超える行為はできない」、「奴隷の感情を操ることはできない」などいくつか制限があるので、ただのやりたい放題の道具にはなりません。SCMに巻き込まれた者達はそれぞれの目的を抱えています:金をかき集める元愚連隊、惚れた女に使う女装子、脚光を求める風俗嬢、復讐に使う女…テーマはまさに分類の通り、「ミステリー・サスペンス」&「人間ドラマ」です。
サブタイトル『僕と23人の奴隷』のもう一つの意味は、このゲームの参加者は24人に限られていることです。最初はそれぞれの理由でSCMをつけた主人公達だが、徐々に一つのストーリーに繋がってゆく。そして、一度奴隷にされたモブキャラでもいつか形勢を逆転できることは、この作品の面白いところです。
ところで、『奴隷区』に女性視点から描いたエピソードが少なくないため、エログロな場面は多少あるけれども(笑)、ミステリー&人間ドラマが好きな女性でも楽しめる作品だと思います。
(編集:リリー|作成日:2014/7/15 )