【全4巻】完結
青の母
作品詳細
- 発行 双葉社
- ジャンル 青年漫画:ミステリー・サスペンス/ホラー・オカルト
- タグ レンタルスタッフオススメ
- レーベル アクションコミックス
- シリーズ 青の母
-
レビュー
3.2 (90人)
幼い頃の悪夢を振り切り、水籠村で結婚式を挙げることになった絲子。そこで見たのは、自分そっくりに作られた「人形」だった。人形はなぜ作られたのか? 村人が話す、青の母とは何なのか? 村の忌まわしき因習に引き摺られ、絲子は再び悪夢の世界へ……。人間と人形が交錯する村で、悲運に抗いし女性の物語。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
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青の母 1
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幼い頃の悪夢を振り切り、水籠村で結婚式を挙げることになった絲子。そこで見たのは、自分そっくりに作られた「人形」だった。人間と人形が交錯する村で、悲運に抗いし女性の物語。【全168ページ】
青の母 2
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冬弥を助けるべく逃れた山中の小屋で、絲子は生気のない数多くの妊婦たちに遭遇する。女たちの身体を使い行なわれていた悪魔の所業。いまここに「青の母」の正体が明かされる。【全191ページ】
青の母 3
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魂を人形に移されてしまった絲子は願う。元の身体に戻りたいと。しかし、それを拒絶するかのように、かつて絲子だった身体は笑い出した。母であるドブメを救いたいと願うすずめ。呪われた過去に縛られながら生きる空木。それぞれの思惑が錯綜するなか、絲子の夫・冬弥が動く。【全190ページ】
エディターのおすすめ
テレビアニメ化もし、話題になった『pupa新装版』の作者が描くミステリー作品です。
幼少期に辛い体験をし、天蓋孤独となった少女。幼少期に寄り添ってくれた男性にプロポーズされ、幸せな結婚生活が幕開け――
そんなほのぼのとしたシーンから物語は始まります。
しかし、男性の故郷は「水籠村」という田舎でした。そのため、結婚式は故郷で家長の座を継いで執り行われることになります。
いかにも何か起こりそうな村名だ…と心の中で突っ込みながら読み進めると、予想を超えたおどろおどろしい因習があり…。
軽い気持ちから読み始めたのですが、1巻の真ん中を過ぎたあたりから一気に3巻まで読んでしまいました。
絵が綺麗なため、ホラー要素が引き立たされより恐怖感を感じます。心臓が弱い方は心して読んだ方がいいかもしれません。
ただ、怖さ以上に、作りこまれた世界観に引き込まれしまい先が気になってしまうのではないかと思います。
ホラー好きだけでなく、ホラーは苦手だけどミステリー好き!という方にお勧めの作品ですので、ぜひ読んでみてください!
(編集:なでこ|作成日:2015/11/24 )