玩具のように、僕は
文芸部の後輩・滝沢の書いた小説を読んでみぞおち辺りがざわついて落ち着かなくなってしまった上田は滝沢と距離を置くように。
あれから十二年――編集者となった上田が訪ねたのは、売れっ子官能小説家の自宅。
そして、そんな彼を迎えたのは、あの時の後輩・滝沢だった――。
小説の執筆の為ならと、滝沢の命令を何でも聞くことを約束した上田。
しかし、その命令とは上田を辱める内容で……!?
表題作ほか、さまざまな愛の形を描いた作品集。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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