猫なんかよんでもこない。
ほんとうにあった、猫と男の物語! ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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猫なんかよんでもこない。その3
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エディターのおすすめ
ずるい作品です。猫をこんなに目が大きく丸っこく描かれたら愛くるしくない訳ないじゃないですか。 気弱なオス猫、気が強いメス猫のありふれた日常が描かれたらおもしろくない訳ないじゃないですか。猫好きのツボをわかって、ぐいぐい刺激してきます。
猫嫌いのボクサーだった著者。兄が拾ってきた2匹の猫と暮らすことになりますが、ボクサーの道は断たれ、兄は家を出て、猫だけが自分に残されます。「ボクシングがオレを必要としなくてもこいつらは容赦なくオレを必要としてくれる」日々。「猫なんか」と思っていたのに、どっぷり猫にはまっていくエピソードが、オチのあったり無かったりする8コマ漫画で進んでいきます。
気の良い作者が気ままな猫たちに振り回される様は笑わせてくれますが、現実は楽しいだけではなく、その「現実」もしっかり描かれています。
飼い猫の現実も、野良猫の現実も、悲しいことがつきものです。
これで泣かない訳ないじゃないですか。やっぱりずるいです。
(編集:安田|作成日:2013/7/16 )