【全5巻】完結
夜の名前を呼んで
不安が募ると夜を呼んでしまう少女とその担当医・レイ。魔法と幸せがいっぱい詰まったふたり暮らし。「あなたが夜を呼ぶのは“光”を思い出すため」。不安が募ると辺りを暗闇に染めてしまう病気を持つ少女・ミラ。その病を治すため、心優しき医者・レイとともに森の奥で暮らしている。空から降ってくる星をジャムにしたり、自信をつけるために早起きを頑張ったり、小さな日常をひとつずつ大切にすることで、ミラはかつての自分を徐々に取り戻していく。しかしある日、夜の病気に興味を持ったレイの友人がふたりの元に現れ、ミラを不安にさせる……!すぐには治らない病、その壁に立ち向かっていく患者と医者のヒーリング・ストーリー。心の温度が直に伝わってくる人物の表情や、呼吸をしているかのように瑞々しく描かれた植物たち。確かな表現力を持つ三星たまの、初の単行本。読切&ショート・ショート8本を収録した、『星の子どもたち 三星たま短編集』も同時発売!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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夜の名前を呼んで 5
「自信は不安に効く薬になる」不安を感じると、周囲を“夜”にしてしまう病の少女・ミラ。その病を治すため、森の奥で担当医レイとふたりで暮らしている。友人や大人たちに支えられながら、徐々に行動範囲が広がっていったミラ。ついに勇気を出して、大好きな作家の新作を「ひとり」で街に買いに行くことに。レイから地図をもらい、いざ出発するも、道中はトラブルだらけで……。不安な時はいつだって、頑張ってきた過去の自分たちが励ましてくれる。「私には、私がついてる」ミラの勇気と成長を描いたヒーリング・ファンタジー、堂々完結!【全217ページ】
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