しきたりの婚礼―巫女嫁の婿えらび―
編集者の春雪は、自宅にいたところを複数の男達に拉致され、瀬戸内海のある島へと連れていかれる。島と因縁があるという春雪には、古い風習に従い、そこで引き合わされた島の中心的存在で事業家の守嶋兄弟と九十九日間ともに暮らしたのち、どちらと結婚するかを決めてもらうという。一方的な話に春雪は反発するも、島のために男との結婚も厭わないと言い切る守嶋兄弟に持ち前の編集者魂が疼いてしまい、取材がてらしばらく成り行きにまかせることに――クールでとっつきにくい兄の一隆に、人懐こい弟の隆次。タイプは違うが堅い絆で結ばれ、島の繁栄のため奮闘する二人の姿に春雪は次第に惹かれていく。そんな折り、春雪に愛を伝えてきたのは……。
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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