さよならソルシエ
19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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さよならソルシエ 1
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エディターのおすすめ
私はまず、表紙に一目惚れしました!
一筋縄ではいかなそうな、いかにも何かを企んでいるこの感じ。
まさしく私のタイプです ( ̄ー ̄)bグッ
…それは置いておいて…。
この殿方、実はかの有名な天才画家ゴッホ!!…の弟なんです。
弟?それにゴッホなんて「ひまわり」くらいしか知らないわって人が大半だと思います。
けれどまずはちょっとでもこの顔にキュンときたら、騙されたと思って読んでみてください。
ゴッホがどんな人物か少しでも知っている人が見れば、「あれ?」って思うことがあるはず。
そう、この物語は語られている史実とは『ちょっと違う』のです。
どう違うのか、何故こうなったのか、その結末を知った貴方はきっと涙するでしょう。
全二巻の作品なのですが、個人的にはもっともっとこの二人のお話が読みたかったです!
兄弟愛、では語り尽くせない二人の絆があります。
多くを語るとネタバレになってしまうので、是非読んでみてください!
このお話に出会ってから、私はゴッホ兄弟の虜になり、あれやこれやと調べ尽くして美しい絵本まで買ってしまいました(笑)
まだ美術館などで実際に「ひまわり」を見る機会はありませんが、いずれ見てみたいなぁと思っています^^
現代では「炎の画家」と呼ばれるゴッホ。
その生涯を知ってから読むもよし、後から追いかけるのもよし、
真実は果たしてどちらだと思いますか。
(編集:柏木|作成日:2016/5/17 )
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