バター猫のパラドクス
浮気オフィスラブ『うそつきパラドクス』の続シリーズがコミックス化! 男性とつきあったことがない新入社員の若芽(22歳)が社内で恋をした。本音と恥じらいのパラドクスシリーズ、『猫パラ』第1巻です。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
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バター猫のパラドクス 2
バター猫のパラドクス 3
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エディターのおすすめ
Rentaで大人気の『うそつきパラドクス』の続シリーズが登場。自分をだましながらの恋と、過去のトラウマに正面からぶつかれない男の物語。前シリーズはNTR属性がある人ならすんなり入れたでしょうが、私個人は過去のトラウマを蘇らせるだけの辛い作品でした。恋を貫くために払う代償は、目に見えるものではなく目に見えないモノであり、周囲が大人であればあるほど、当人たちと微妙な距離感を生んでいくものです。本人たちが鈍感であれば救いはあるのですが。
この作品は「痛い」の一言です。恋に恋してしまっている女の子の空回りっぷり。ロストバージンを真剣に悩む幼さ。「友人」という関係に安易に逃げようとする生き様。振り回される男。そして、遠くない昔にそんな経験もあったなあと読者の皆様も「痛い」思い出を呼び起こすことでしょう。あの日、あの時、こうしていれば……恋は遠い日の花火ではないという言葉もありましたが、遠い日の花火は儚く美しいからこそ価値があるのかもしれませんね。どうか。ハッピーエンドを……収まるべきところに収まってほしい。続きがこれほど気になる作品も珍しいかと。皆様の「あの頃」とリンクさせて読まれると、その「痛さ」が染みます。
(編集:オスカル|作成日:2013/10/15 )