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東京ラストチカ【フルカラー】
明治43年。裕福な子爵・有馬家で女中として働くことになった津村花。若き当主・光亨との出会いと時代の変化が、彼女を翻弄する。
「東京ラストチカ」がタテコミで登場!
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エディターのおすすめ
『【タテコミ】東京ラストチカ』
どうも、タテコミ担当の野村です。
今週のオススメタテコミ作品をご紹介します。
時は明治43年。由緒正しい華族である、有馬家で女中として働くことになった津村花。先代を亡くしたばかりの若き当主、光亨(みつゆき)との出会いが彼女の運命を変えていく―。
上流階級と一般人、身分違いの恋、よくある設定ですが、とても切なくて最後には涙してしまいました。現代ではこのような身分違いの恋はあまり無いと思いますが、昔は悲しい恋がたくさんあったのでしょうね。殆どがどちらかの片想いだと思いますが。
明治時代の上流階級を舞台とした話ですが、難しい歴史用語や展開は出てこないので、気軽に読めます。ちなみに、タイトルにある“ラストチカ”という言葉。ロシア語で“ツバメ”という意味だそうです。最後まで読んで良いタイトルだなぁと改めて感じました。
平成が終わろうとしている今、明治から新しい時代へと移り行く時代を扱ったこちらの作品を読んでみてはいかがでしょうか。
(編集:野村|作成日:2019/1/29 )