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エメラルドの花嫁
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説
- レーベル ハーレクイン・イマージュ
- 紙初版日 2003年6月5日
- レビュー
■きらびやかな指輪はいらない。この結婚は偽りだから。
■イヴは高級宝石店を営む祖父から結婚相手としてデヴィッド・エリオットを紹介された。彼は国内有数の才能を持つジュエリー・デザイナーで、宝石店の後継者としてぴったりだという。瞳には金色の輝きがあり、自信にあふれて堂々としている。彼と結婚すれば祖父の店を守れるし、言い寄る男性もいなくなる。だから、この結婚話に賛成しよう。イヴはつとめて冷静にふるまい、結婚指輪には何の飾りもいらないと言った。するとデヴィッドはイヴをじっくり見つめて言い放った。「どこまでも功利主義ってわけか。この結婚と同じだな」イヴの張りつめた心は崩れそうになり、震えを抑えられなかった。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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