現在2巻
僕らには僕らの言葉がある
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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僕らには僕らの言葉がある2
ろう者のピッチャー・相澤真白と、聴者のキャッチャー・野中宏晃。異なるコミュニケーションの世界で育った二人が出会い、互いをかけがえのない存在として認め合い、共に成長していく男子高校生バッテリーの青春ストーリー。待望の続編がついに開幕!新入部員がいよいよ上級生の練習に合流。初めて入部してきた「耳の聴こえない新入部員」を、監督やコーチ、チームメイトの先輩たちはどう受け入れるのか? 真白と野中のバッテリーは一見順調に機能しているように見えたが、新しい人間関係の中で、二人の心にも少しずつ変化が現れて――。二人の絆が試練に直面する、待望の第2巻!【全231ページ】
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