ねことじいちゃん
電子版のみ全ページフルカラーで収録! ばあさんに先だたれ、猫のタマと二人暮らしの大吉じいちゃん。ひとりと一匹が繰り広げる、毎日がいとおしくなる四季折々の彩り。※なお、紙書籍に収録されている設定資料集は電子版には含まれません。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
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【電子限定フルカラー版】ねことじいちゃん5
ねことじいちゃん6【電子特典付き】
ねことじいちゃん10【電子特典付き】
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エディターのおすすめ
まずはなんといっても絵が、特に猫が可愛いです。癒されます。タマとじいちゃんは人より猫の方が多いんじゃないのかと思うくらい猫だらけの島で暮らしています。
タマはじいちゃんを「大吉つあん」と呼び、ばあちゃんに頼まれたから面倒を見てやっているしもべだと思っている様子。じいちゃんはじいちゃんで、ばあちゃんの忘れ形見のようなタマさんをとても大事にしていて、タマさんがお出かけしていなければどこに行くにも一緒です。
ねことじいちゃんという組み合わせだけでも可愛いが過ぎるのに、そんな仲良し2人の様子にも和みます。また、可愛いだけののほほん猫漫画のようですが、登場人物と猫たちの人間味(動物味?猫味??)溢れるやり取りや関係性など、それぞれの背景描写も見どころです。
猫が嫌いだと言いながら猫たちにご飯をあげる大吉さん家のお隣の根はやさしい巌さんや、ご年配の方が多い島で元気に声をかけながら郵便配達をする島の若者さとし、毎日喧嘩しながらも片方の具合が悪いという知らせを聞くと心配する天邪鬼なばあちゃん達。
親しいご近所さんを気にかけるような気持ちで続きが気になってしまいます。
しんみりしたり、ほんわかしたり、自分を顧みたり、これからの事を考えてみたり、、、といろいろな感情を思い起させてくれるのもおすすめできるポイントです。
水彩画のようなタッチで柔らかい絵ながら、じいちゃんとタマさんを中心に島の人々や猫たちが生き生きと描かれていて、絵としても物語としても楽しめますので、癒されたくなったら読んでみてください。
(編集:福岡|作成日:2022/11/30)