かくりよの千日雛
時は明治19年、夏の頃。
子どもの鬼・寅輔は相棒の丑松と一緒に寿命の尽きた人間の魂を回収していた。
人間からは見えないはずなのに、ある日、相馬という人間が話しかけてくる。
「この世」の人とかかわりがなかった寅輔だが、相馬にお化け退治を頼まれ──?
「隠世(かくりよ)」と「現世(うつしよ)」の命を描く明治感動奇譚。
【目次】
第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
レビューPICK UP
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エディターのおすすめ
死後の魂はどうなるのだろう…様々な作品で描かれてきたであろうテーマですが、本作品は、明治19年夏、生命の尽きた人間の魂を集めてまわる小さな鬼たちの感動奇譚です。
鬼たちの姿は人間には見えません。しかし、子供の鬼・寅輔は鬼の姿が見える相馬という人間に出会います。
協力してお化け退治を始める二人ですが、寅輔は相馬と出会って一生懸命楽しそう。
このお話は鬼たちが無邪気でとってもかわいいのです!
そんな中、依頼の家で身寄りのない女中のねねと出会い運命は動き出します…
作品を読み終えるとどうしてタイトルが『かくりよの千日雛』なのかわかり、ジーンとしてしまいました…!
鬼の子供たち、みんなが幸せになってほしいな〜
心温まるストーリーです!鬼たちにほっこりしたい、うるっとしたい方是非読んでみてください!
(編集:野田|作成日:2023/08/16)