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またね!
猫と暮らす。猫と遊ぶ。猫を撫でて、猫に話しかける。なんでもない時間が、素晴らしい時間なんです! 6ページで泣ける猫にまつわるショート・ストーリー集!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
ペットを飼うとどうしてもやってくる「最期の日」のこと。
この作品は猫と人間の「あり方」を描いた漫画だと思います。
読む時はハンカチかタオルをお手元に用意して下さい。
最初は「猫漫画か!」というノリで読み始めたのですが…ところがどっこい。
1話たった6ページと短いのですが、その短いストーリーの中でも心にくるものがあります。
私は一番最初のストーリーで早くも泣きそうになりました。
冒頭に「このお話はフィクションです」と記載されていますが、描かれているお話の殆どはノンフィクションでもおかしくないです。
その中に、人間の理不尽で傷を負った猫にはその傷を癒して幸せになってほしいし、どの猫達にも幸せな最期を送ってほしい…そんな作者の願いが込められているのだと思います。
いくつかのお話は実際飼われた猫をモデルにされてるんだとか…。なので愛らしく、小憎たらしい猫達がよく描かれています。
ペットは代わりのきかないものですし、出会いがあれば別れもある。
猫を飼っている人や、動物好きな人には手に取るのが少し辛いと思うかもしれません。
ですが、最期を考える事ができ、その時が来るまでどう接するかを思うきっかけになると思うのです。どうしたっていつか「その日」は来るのですから。
だから是非、そんな方たちに読んで貰いたい作品です。
(編集:柳|作成日:2014/10/28 )