マエストロ
不況で、日本屈指の交響楽団が解散!
食えなくなった連中が、謎のジジイ・天道徹三郎のもとに結集!
これは、身も心も音楽に捧げた者たちが、極上の「運命」と「未完成」を奏でる物語である。
手塚治虫文化賞に輝いた傑作『神童』全4巻につづく、感動の音楽漫画です!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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エディターのおすすめ
オーケストラの楽器、楽曲についてあまりにも深く丁寧に描いているので、音楽に精通している方を唸らせるのはもちろんのこと、私のように音楽に全く疎い方でも作品を楽しみながらオーケストラについての理解を深めさせてくれます。
不況で日本屈指の交響楽団が解散し、謎の老人指揮者・天道の元に集められた楽団員たちと楽団未経験の少年・少女。1ヶ月後の演奏会まで、各楽器の面々が直面する演奏の問題や人間関係のゴタゴタ、天道の正体と「1ヶ月後になぜ演奏会をしなければならないのか」のエピソードが軽妙な笑いと大きな感動で綴られていきます。
曲を漫画で表現するのにただ音符を並べるだけに収まりません。絵から音が溢れてくる、人が音を表現している、楽器が共鳴している様が圧倒的な表現力で描かれていて、作者の音楽への執念が音の無い漫画の芸術として昇華されています。
なによりも魅力的なのは天道のキャラクター。魅力を引き出す演出が小憎らしくてかわいくて胸にせまるんです。
(編集:安田|作成日:2014/5/27 )