花色 ―君をこそ、想ひ初めしか―
男の身でありながらある事情で、密かに亡くなった母・小野小町の身代わりとして生きる小町。ある日、暴漢に襲われた小町は、危ういところを清悍な面持ちの公達・深草少将に助けられる。
男であることが露見してしまうが、深草少将は秘密を共有し、自由のない小町にさまざまな遊びを教えてくれた。不器用ながらも優しく、唯一小町を男として扱ってくれる深草少将とともに過ごす時間に安らぎを感じていたが、突然くちづけられ……。
【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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花色 ―君をこそ、想ひ初めしか―
華やかな都の一角で「小野小町」の身代わりとして生きる少年・小町。小野小町を敵視する女御がよこした暴漢に襲われた小町は、危ういところを深草少将に助けられるが、男であることが露見してしまい…。【全160ページ】