現在3巻
櫻狩り
其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか 時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――!!愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!!
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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みんなの感想
ドロドロ (23人)
深い (19人)
シリアス (17人)
切ない (16人)
櫻狩り 上
其れは、大正九年。僕が、数えで十七の春だった。僕を殺して呉れないか 時は大正九年。一高入学を目指して志高く上京した田神正崇(たがみまさたか)が奇しくも出逢ったのは、謎めいた美青年、俟爵家の御曹司・斎木蒼磨(さいきそうま)だった。その時から、正崇の運命が狂おしく迸りはじめる――!!愛憎入り乱れる、美しくも悲痛な大正浪漫幻想譚!!【全239ページ】
櫻狩り 中
櫻子(さくらこ)の策略に嵌り、蒼磨(そうま)の懊悩に踏み入ってしまった正崇(まさたか)。無条件の信頼を自分に寄せていた正崇に特別な情愛を抱き始めていた蒼磨は、正崇の激しい拒絶に遭い、遂に彼を蹂躙してしまう。蒼磨の元から、そして斎木家からもなんとか逃げようとする正崇だが、境遇が、そして運命がそれを許さず――!?【全247ページ】