鳥は象牙の塔にいる
研究所で暮らしていた加室充絃は、天才的な頭脳を請われ、長和製薬に入社する。そこで、亡くなった兄に似た世話係の久保寺と対面し衝撃を受ける。だが、優しかった兄とは違う不躾な物言いに、充絃は最悪な印象しか感じなかった。しかし、充絃は極秘の研究をしているため、反発しつつも彼に頼るしかない。共に食事をしている時、充絃はふとしたことから久保寺の気遣いに触れる。乱暴な性格から伺えない優しさに充絃は彼への気持ちを変えていくが……。
【おことわり】
電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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鳥は象牙の塔にいる
研究所で暮らしていた加室充絃は、天才的な頭脳をかわれ、創薬研究所に入所することになった。世話係として久保寺が充絃につくが、彼の容貌が慕っていた兄と似ていて、兄の面影を久保寺に重ねてしまい…。【全168ページ】
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