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あくたの死に際
書かずに死ねるか。
大企業に勤めて仕事も順調、彼女とも良い感じな社会人・黒田マコトは、実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。休職し療養に励む黒田は、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する。卒業後、売れっ子小説家になっていた黄泉野に焚き付けられ、黒田は再び筆を執ることにするが、それは艱難辛苦の道だった―――
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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あくたの死に際 1
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あくたの死に際 2
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あくたの死に際 3
ついに新人賞に応募する作品を
完成させた黒田マコト。
小説家の道を歩み出した黒田だが、
周りに癖のある作家たちが現れる。
作家たちは友好的であったり、
敵対心を露わにしたり、
様々な反応を黒田に見せる。
作家として、もしくは読者として、
小説を楽しむために必要な
ものとは何か?
そして、黒田の気持ちが爆発する。【全216ページ】
本編が同じ内容の作品があります
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エディターのおすすめ
エリートサラリーマン、今までの人生を捨てて目指すは芥川賞!!
今一番アツい夢追い系漫画をご紹介します!
主人公・黒田は超器用人間。
仕事もプライベートも充実、人生は順風満帆…だったはずが、仕事での無理が祟ってある日突然働けなくなります。
そんなある日、文芸部時代の後輩で今は売れっ子小説家・黄泉野と再会し、
実はずっと燻っていた「小説家になりたい」という夢に向かって進むことに!
とっても器用な人生を送っていた黒田、小説家の道もとんとん拍子で進むのかと思いきや、
周りの共感も得られず執筆活動も全然上手くいかず…
上手くいかない状況の中、自己防衛かのように「そんなマジにやってるわけじゃないし」「記念受験的なやつだし」的な、いや俺本気じゃないんでムーブをかます黒田。
うううカッコ悪い…でも誰でもこういう経験あるよな…と苦い気持ちになりました。
そんなダサさをバッサリ切り捨てる売れっ子作家・黄泉野の言葉はかなり痺れるのでぜひ読んでみてほしいです!
私にはグサっと刺さりました…泣
ダサい予防線を捨て、未知の世界に体当たりで泥臭く挑む黒田の姿には胸打たれること間違い無しです。
やらない理由を探すのは楽だけどそれだと人生もったいないよなあ〜〜と勇気づけられました。
読むと何かを始めたくなる、新しい季節にぴったりの作品です!
文豪エピソードも随所にちりばめられているので、日本文学好きな方にもぜひおすすめですよ〜!
(編集:村田|作成日:2024/3/27)