間宮林蔵 長崎出島異聞
歴史痛快時代劇!! 北奥の地・樺太に立つ間宮林蔵 一転し、九州・長崎で秘かなる林蔵の活躍があった!!
間宮 林蔵 (まみや りんぞう)
1780(安永9)年〜1844 (天保15)年。
江戸時代後期の徳川将軍家御庭番、探検家。常陸国(ひたちのくに)現在の茨城県に生まれる。本名は倫宗 (ともむね)。1790年江戸に出て地理学を学ぶ。99年に蝦夷地に初めて渡り、翌1800年箱館(函館)で伊能忠敬から測量術を学ぶ。1808(文化5)年に樺太に渡り、アムール川下流など探検し、今までロシアの半島と思われていた樺太(サハリン)が島であることを確認した。これが後に間宮海峡として世界に紹介され、日本人の名がついた唯一の地名となる。晩年は幕府の隠密として長崎に出向き暗躍。1828(文政11)年のシーボルト事件(国禁の日本地図や葵の紋服の携行が発覚し関係者が処罰)の密告者とされた。
この作品は実在の人物・野宮林蔵を基に創作したフィクションです。
(※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
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