【全3巻】完結
心を半分残したままでいる
静良井真文(しずらい・まさふみ)には一年半以上前の記憶がない。記憶障害を起こしやすい彼は日々を日記に綴っており、それをもとに恋人だった『M』という男を探していた。ある日ふとしたきっかけで行きつけの喫茶店のマスター・中上と親しくなる。彼の申し出で一緒に『M』を探すうち、静良井は中上に惹かれていくと同時に、彼――中上衛こそが『M』ではないかという考えを抱き始め……? 長篇ドラマティック・ストーリー開幕!!
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(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
レビューPICK UP
みんなの感想
切ない (15人)
ストーリー重視 (15人)
神 (10人)
泣ける (10人)
心を半分残したままでいる(1)
静良井真文(しずらい・まさふみ)には一年半以上前の記憶がない。記憶障害を起こしやすい彼は日々を日記に綴っており、それをもとに恋人だった『M』という男を探していた。ある日ふとしたきっかけで行きつけの喫茶店のマスター・中上と親しくなる。彼の申し出で一緒に『M』を探すうち、静良井は中上に惹かれていくと同時に、彼――中上衛こそが『M』ではないかという考えを抱き始め……? 長篇ドラマティック・ストーリー開幕!!【全226ページ】
心を半分残したままでいる(2)
恋人の久遠(くおん)と暮らしつつ、どうしようもなく中上(なかがみ)に惹かれていく静良井(しずらい)。だが想いを通わせた記憶を失くした静良井を、中上は別人だと言って拒絶する。そんなとき、久遠が日記に細工をして途中から恋人に成り代わっていたことがわかる。ではずっとそばにいてくれた恋人『M』とは誰なのか。実は静良井と中上の本当の出逢いは十年以上前、二人が学生の時だった――。恋の成就と、その後の長い別離の真相に迫る回想篇!!【全192ページ】
心を半分残したままでいる(3)
日記の内容について久遠を問い詰めた静良井は、すべてをリセットしようとした彼に池に突き落とされた。それから数週間、静良井は車椅子生活ながらも、久遠の元で穏やかに暮らしていた。そこへ、ひどい別れ方をして以来静良井のことを気にかけていたらしい中上が様子を伺いに現れる。日記の恋人『M』が誰であったかを知らないまま、再び顔を合わせた二人だが……? ひたむきな愛が胸を打つ、感動の完結篇!!【全180ページ】
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