囚われの聖女
作品詳細
- 発行 ハーレクイン
- ジャンル ハーレクイン小説
- タグ レンタル
- レーベル ハーレクイン・ヒストリカル
- 紙初版日 2004年1月5日
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レビュー
3.0 (1人)
■聖女はいまや処刑されるのを待つ身。その命は死刑執行人の手の中にある。
■カトリックへの信仰を王に対する反逆だと断罪され、砦に囚われたトニアは、死刑執行人が来るのを待っていた。最期までキャヴェンディッシュ家の名を汚さぬよう、恐怖にも寒さにも耐えて気丈でいなければ。やってきた死刑執行人はトルコ石色の瞳の謎めいた男だった。彼ならば願いを聞きいれてくれるかもしれない。トニアは彼に一夜の延命を請うた。しかし、処刑を命ぜられたサンドルには、どうしてもトニアを処刑し、王の下に彼女の心臓を届けなければならない理由があった……。
■テューダー朝のイギリスを描くキャヴェンディッシュ家年代記も、ガイとセレストとの間に生まれた娘トニアがヒロインとして登場し、ますますの盛り上がりを迎えます。
(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)