芸者さんの言うとおり【フルカラー】
半玉(見習い芸者)と箱屋(芸者のお世話係)の禁断の恋。
着物の知識も得られる“ロマンス&レトロ”ストーリー!
時は昭和4年浅草。東洋初の地下鉄が開業し人にも町にも活気があふれていた頃。華やかな花柳界の裏側に陰で支える人たちがいた。浅草の花柳界の窓口、「見番」で働く男性の事を箱屋と呼ぶ。彼らはマネージャーのように、時には家族のように、芸者たちのサポートをする。もちろん芸者と箱屋の間での恋愛はご法度だ。
孝三は新米の箱屋、小梅は半玉三年目の芸者。じつはふたりは秘密の恋人同士だった。きっかけは小梅からだった。借金の形に花柳界に入った小梅は恋愛経験がなく、周りに孝三以外の若者がいない。恋愛経験を積めば芸にも幅が広がると考えてのことだった。もちろん小梅は将来旦那(金銭的支援をしてくれる贔屓の客)が付き、水揚(旦那と初めての肉体関係を持つこと)される身であるので、孝三との恋愛はごっこ遊びのようなものだ。しかし恋人関係を演じるうち、お互いに少しずつ惹かれてあっていき……。
COMICリュエル連載中から「切なすぎる!」と話題を呼んだラブストーリー。
みずから着付けもする著者だから描ける着物のディテールにも注目!
リュエルコミックスの「芸者さんの言うとおり」がタテコミで登場!
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エディターのおすすめ
どうも、タテコミ担当の野村です。
今週のオススメタテコミ作品を紹介します。
皆さん、芸者遊びってしたことありますか?そもそも馴染みがないですよね。芸者は宴席で踊りや鳴り物や酒のお酌でお客を楽しませる女性たち。半人前は半玉と呼ばれます。修学旅行の京都で舞妓さんと写真を撮った!という方は多いかもせれませんね。
京都では芸者のことを芸妓、そして半人前の芸妓のことを舞妓と呼ぶそうです。
この作品は、昭和4年の浅草が舞台。急激に西洋化が進み、街が活気にあふれていた時代です。夜の花街で輝く芸者たちを支える、箱屋の孝三が主人公。箱屋とは、芸者のスケジュール管理をしたり、着物を着つけたり、三味線を運んだり、今でいうマネージャー兼スタイリストのようなものでしょうか。そして、孝三が付いている芸者の1人が小梅。まだ16歳の半玉です。厳しい花柳界で頑張る小梅は、優しくて年の近い孝三に惹かれます。芸者にとっての幸せは、裕福な客に見初められて一緒になること。芸者と箱屋の恋は、禁断の恋なのです・・・。孝三と小梅の恋の行方は?小梅は一人前の芸者となれるのか?ぜひ確かめてください。
芸者たちの美しい着物の色鮮やかさは、タテコミならではの魅力ですよ!
(編集:野村|作成日:2018/11/13 )