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本田の男は骨で闘う 本田圭佑、本田多聞を育てたオリンピアンの日本人の心を強くする言葉
・本田圭佑(サッカー日本代表)
・本田多聞(レスリングオリンピック出場3回)
を育てたオリンピアの――――――――――
日本人の心を強くする言葉

●生きていくうえで大事なこと
●仕事をするとはどういうことか
●勝つために必要なこと
●親であること、夫であること
●自分を向上させるために

本田の男は骨で闘う
汗の一滴も出ないほど絞り切って、骨しかない状態になって、骨だけでも立ち向かう、そのすさまじい努力に対して運がついてくる。

多聞も圭祐も一途に自分の夢を追いつづけてきた人間です。
それが人生を貫く『骨』になって、世界で闘える強靭な自分自身をつくりあげたのです。
かつての日本人にはみな『骨』があった。
だから体格でも体力でも腕力でも勝っていた欧米人と対等に戦うことができました。
今の日本人に『骨』はあるか。
時代錯誤といわれるようと、あえて私は問いたい。
私たちは日本人として恥ずかしくない生き方をしているのかと――。

◆担当編集者のコメント
 昨年、本田大三郎さんの「骨で闘う」という言葉に出会いました。
 本田大三郎さんは東京オリンピックにカヌー選手として出場、息子の多聞さんはレスリングで3度のオリンピック出場を果たしています。
 プロサッカー選手でワールドカップにも出場した本田圭佑さんの大叔父であり、圭佑選手が小学生のころからずっと書きつづけてきた「本田ノート」の生みの親でもあります。
 その本田大三郎さんの言葉には、本来の日本人の、男らしい男の強さとやさしさに溢れていました。
 いま、日本という国にはいろいろな面で逆風が吹き、多くの日本人が自信と誇りを失いかけているように見えます。しかしこんなときだからこそ、大切なのは「骨で闘う」気概をもつことなのでしょう。
 昭和の、強くてやさしい日本の男が若い世代に送る、心熱いメッセージです。

◆著者からのコメント
本田多聞も本田圭佑も、一途に自分の夢を追い続けてきた人間です。
それが人生を貫く「骨」になって、世界で闘える強靭な自分をつくりあげました。
かつての日本人には、みな「骨」があった。だから体格でも体力でも勝っていた欧米人と対等に戦うことができました。
今の日本人に「骨」はあるか。
時代錯誤と言われようと、あえて私は問いたいのです。
あなたは日本人として恥ずかしくない生き方をしているのかと。
こんな時代だからこそ、私はもう一度、日本人のルーツを見つめなおしてほしいと思います。そして自らの「骨」を、太く鍛え上げてほしいのです。