あの日まで知らなかった。自分の奥底に眠っていたモノの正体を……
なりたくてなったわけじゃない。けれど、この職業についたのは、運命なのかもしれない……「行き着くべきして行き着いた……そんな気がするの」
その扉を開けば、また私は気持ちよくなれる……軽い気持ちで始めた風俗嬢。ハマるはずない、そう思っていた時が私にもあったんです……
何も考えずになった風俗嬢。若気の至りとはいったもので、いろんな無茶もしてきた……けれど、今となっては良い教訓になりました!
貧乏、いじめ……私の人生は初めから過酷だったけれど、それでも両親の愛だけはあった。だから、両親のためにお金を稼ぐことは当たり前のことだった。
ある出来事からどん底に落とされた女性。男を憎めば憎むほど、のめり込んでいく……続けられたのは、風俗だけだった。