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ノベル|巻【第1回Ruhuna小説大賞 金賞受賞作】
「恋をする相手は私で構いませんよね?」
『性悪』と噂された帝国の第一皇女・ヴィオラは、ひとり寂しい一生を終えたはずが、気がつくと19歳の頃に戻っていた。
もうあんな人生を送りたくない! 回帰して得た二度目の人生。ヴィオラは友人を、そして仲睦まじい両親のように生涯寄り添える相手を探すため、恋をしようと決意する。
恋の相手を求めて臨んだ舞踏会。そこで出会ったのは、侯爵家の騎士団を統率する美男子であり、女性に冷たいと噂される侯爵子息・ブラッドだった。彼はなぜかヴィオラにだけは優しく微笑み、少しずつ、けれど積極的に距離を縮めてきて……!? -
ノベル|巻【第1回Ruhuna小説大賞 大賞受賞作】
家族から冷遇されて育った侯爵令嬢セレーネは、若くして病により命を落としてしまう。
ところが黒魔術によって永遠の眠りから呼び戻され、家族を救うためだと辺境伯の後妻として一年限りの契約結婚をすることに!?
嫁いで早々、外出は控え、息子ヘリオスとも距離を置いてほしいと冷淡に告げられるが、死体であることを隠さねばならないセレーネにとって、その条件はむしろ都合がよかった。
けれどある日、偶然ヘリオスの落とし物を拾い、思わぬ交流を持ってしまう。
叱られる覚悟をするものの、辺境伯は理性的でセレーネを不当に扱うことはなかった。
少しずつ増えていく親子との穏やかな時間――。
家族の温もりを知らずに生きてきたセレーネは、決して叶わない『未来』を願うが……。 -
ノベル|巻「君、今すぐ結婚して子どもを産んでくれないかな」
突然、とんでもない命令を国王から受けてしまったマリー・アーヘンタック。
ただの図書館職員の私になぜ!? と困惑するなか、さらには三人の夫候補まで押し付けられてしまう。
なんでも、マリーの血筋だけが国を守る《神龍の加護》を受け継いでいるらしい。しかも、子を儲けなければ国の加護が消滅するなんて!
そんなの冗談じゃないマリーは、加護持ちでないことを証明するため、仕方なく夫候補との“デート”をこなしつつ、神龍が眠る山を目指すことに。
いつもキラキラしている王弟オズワルド、甘い言葉を囁く侯爵継嗣フェルナン、仏頂面だが気遣いのできる騎士リアム――個性豊かな三人に振り回されながらも辿り着いた神龍の山で、なぜか神龍から気に入られてしまい……!?
突然婿候補と神龍を押し付けられた令嬢のドタバタお見合いファンタジー☆ -
ノベル|巻貧しい男爵令嬢のオリヴィアは、家族のため人嫌いの領主・ジュードに買われ、使用人として仕えることに。オリヴィアが最初に知ったのは、領主がヒトではなく、吸血鬼。ただし血は吸わないらしい、ということ。
彼を恐れながらも、その優しさと孤独に触れるうちに気づけば淡い恋心を抱いていた。
そしてある日、オリヴィアの血――体液だけはジュードにとって特別とわかり、彼の糧となるためオリヴィアは自ら口づけを差し出す。キスをする度に、恋心は募っていく。けれど、城の地下にジュードの大切に想う相手が眠っていることを知ってしまい……。
吸血鬼とヒト。この恋は叶わないと気持ちを抑えようとするが、ジュードもオリヴィアに執着しはじめて――……。
書き下ろしショートストーリー「大切なあなたと、特別な日を」も収録。
