レビュー一覧

発達障害のテーマに漫画を描くのは、世間にもっと障害を認知してもらう為に悪くないと思います。残念ながら、この母親は自分と障害児の自分の子供本位で周囲の人達の立場を無視しているように思えました。障害を持つ母の苦労も分かりますが、こういう態度の母親がいるから、益々一般世間は障害者とその家族に理解を示してくれない人が増えるのではないでしょうか？作者はもう少しその辺りを考慮して描いて欲しかったです。

他の自閉症の作品に比べ、閉鎖的な考えでナルシストなお母さんのお話。なので同意もできず、周りの迷惑顧みず、助けてくれる人に文句ばかり…の姿に、逆に自閉症の子の親を嫌いになります。読まないほうがいいです。リアルはこんな変なお母さんばかりじゃないから。

自閉症がどういったものか、は理解し易いと思います。また、環境に翻弄されたり障害に悩まされたり、健常者と同じようにといった母親の気持ちも繊細に描かれていると思います。ですが何事も周りの環境に救われており、これが現実問題であればそうトントン拍子に進むだろうか？またこの母親自身が周りの迷惑や事情を考慮しないシーンも多々あり、少し寒い。もし私自身が自閉症の子を持つ親であれば、決して読みたくはないと感じてしまいました。

一番肝心な学校生活に少ししか触れてないのが不思議です。それになぜそこまで普通学級にこだわるのか分からないんですが、養護学校はその子にあった教育をしてくれるんじゃないですか？自閉症を担任に隠し、息子にも説明しない。世の中はそんなに優しくありません。なんだかんだで母親自身息子の自閉症を認めたくなかっただけではないでしょうか？自閉症ではないのですが障害を持っていますが、普通学級は結構大変でいじめも受けました。障害がある知り合いがいないため相談できる人もいません。大人になって困るのは本人なので、親としてではなく子供視点で考えてほしいです。

すごくイライラしました。母親に。 障害児の母親は必ず「分かって欲しい」「区別しないで欲しい」って言うのです。面倒を見させられる他の児童の事を考えもせずに。 この母親も同じ。 自分の子がどれだけ周りに迷惑を与えているのか、それによってどれだけ他の児童が腹立たしいか全く考えない。 正論で人は傷つきます。 正論だから言い返せない時もあります。 でも他の児童は、障害児の世話係ではないのです。

デリケートな題材の割には内容が雑。これって1〜2歳のやんちゃな子だと自閉症の子じゃなくてもこれくらいやっちゃうんじゃ･･･っていう内容を“自閉症だから”“白い目で見られる。私は不幸!”みたいに書かれていてちょっと情報不足な気がして残念でした。でも最終的に前向きな気持ちのお母さんで締めくくっているのでそこはよかったです。

母親がボスママや市民運動家に影響されて徐々にモンペ化していきます。大人になった子供の就活にもついていってモンペを発揮。最後の番外編もご都合主義。授業中にじっとしていられず、非常ベルを鳴らし、他の学年の教室にまで乱入する子が学校の人気者になるはずないです。これだから障害児の親は…と偏見を産みかねない糞漫画です。

親子の感動のストーリーではないと思います。子供の障害でいっぱいいっぱいで視野狭窄な母親の話です。

最初はよかったのに段々主人公にむかついてきました。胸糞悪い漫画です障害者は障害者としての訓練をうけてほしい

最初は良かったのですが、後半（特に最後2冊）保育に関わる立場としてみたら、この母親は自分勝手だと思います。無理に友達の家に遊びに行ったり、小学校の入学前の検診にも行かず障がいを隠して普通学級に入れるなんて。特別支援学校の何がいけないのでしょうか。その子に合わせた学習を行い、できるところは普通学級で行ったり過ごしたりする方が良いと思います。援助してくれる先生も付きますし。うーん...という感じですね。