レビュー一覧

表紙が素敵だったので購入したのですが…正直内容にはがっかりでした。王道青春もので爽やかな雰囲気は伝わりますが、内容は半分くらいのページ数でまとめていればまだ良かったのかもと思います（普段は性急な展開にもったいないもっとゆっくり1冊くらいでやってほしいと思うほうなんですが…）内容がゆったりなわりに「はい！今から答えいいますよ！」的な攻め→受けへの唐突な視点変更や「アシストするよ！」的友達の語りもそうしないと話が進まないのは分かるけどBLにありがちな唐突なエロくらいご都合に思えていちいち気になってしまいました。知らない二次創作の同人誌を見せられている気分…。本来は好みの雰囲気のはずなのに残念です

面白かった…けど…「ナンバーコール」を読んだ後だと若干印象が弱いかな…。同じような男子高校生のお話なんだけど、こちらはもう少し二人の切ない気持ちがもっと丁寧に描かれていたら良かったな、と思いました。あとね、やっぱ最後の告白の台詞がクサイかな…こんな風に告白する男子高校生なんている！？と読んでいてこっちが恥ずかしくなり冷めてしまいました…。しかしながら、エロが全くないのにここまで読めるのは作者様の力量だと思います。

48時間レンタルでちょうど良かった気がします。内容はレビューで確認済みなわけで、丁寧な青春BLという事で間違いない感じでした。最終話で両想いという事になったのですが、その告白の時にキュンがあったのと、描き下ろしでキスシーンがあったのにキュンしたくらいでした。読み返したい作品はキュンと幸せな気分になれるものがいいので無期限レンタルにはしません。

日常のなかで主人公の気持ちが丁寧に描かれていて快くんにはとても入り込めます。快くんに同調して一回泣かされました。ただ、相手のレンくんは、快くんのことが必要不可欠なのはよく解ったけど、だからと言ってそれを恋愛感情と捉えられるもんなのか？唯一無二の親友としての愛情とはどこが違うの？と思ってしまい、土手のシーンはあまりついていけず。とは言えレンくんの目とキャラが個人的には好きだし、読み返したいなと思う作品だったので★４です。

ナンバーコールも好きでしたが、これも好き。凄く好き。前作もエロなしでしたが、今回もなし。それがどうしたんじゃーってくらいこの作者さんの作品はいいです。こまやかな気持ちの揺れ具合、息遣い、淡い恋愛感情の王道まっしぐら行ってます。違う意味で興奮しますっ。

「君は夏のなか」もそうですけど、表紙が上手ですよね。トップ画面のあなたへのおススメにこの表紙がずっとあったら「読んでみよっかな」てなりますよ（笑）そして表紙からの期待を裏切らない甘酸っぱさ。幼なじみものの定番「最初から両思いな二人がくっつくまでのあれこれ」ですが、互いが恋に気付いた瞬間やその後の葛藤がしっかり描かれています。書き下ろしがまたかわいらしい。エロなんてなくていい。キスだけでドキドキしちゃう男子高校生、神！「君は夏のなか」もそうですが、二人以外の友達との関係もちゃんとあって、その友達のキャラや会話の自然さも魅力だと思います。ストーリーというよりは青春の空気を楽しむ作品かな。

「きみは夏のなか」の次に読みました。さわやかですね。エロいBL読み疲れたときに読むと癒されます。

前に読んだものを、スタンプ稼ぎのために今レビューしてますが(^_^;)情けない話、これについては何にも記憶に残ってないという悲惨さ。タイトルを見て借りたことは思い出したのに、ストーリーがさっぱり思い出せないんです(--;)48時間で借りたとはいえ、どの本も大体記憶に残るものの、この本で思い出せるのは、タイトルと表紙が気に入って借りたけど期待はずれだった(自分には好みじゃなかった)ことだけです。こんなレビューでごめんなさい(--;)

ぶっちゃけ2回ほど泣きました！！最高でした！こんっっなにピュアな物語は初めて読みました！こーゆーのが読みたかった！！BLにもこんな爽やかな青春ピュアラブストーリーがあったんですね！快の長く切ない苦しい片想いの心情と漣がどう思ってるのか中々読んでいてもわからず、でもとても丁寧に気持ちの動きを描かれているのが有難く、こちらもじっくり焦らずドキドキ、キュンキュン、キリキリと悶えながら楽しませて頂きました！！！友人ズたちと戯れるBLネタの場面の全て、キャラの気持ちが痛いほど伝わる！あすなろ抱きよ！！！心のお薬にどーぞ〜！

漣の告白シーンでは不覚にも泣きました。表紙が気に入って、Rentaさんより入荷の早かった他サイトで購入。軽い気持ちで読み始めたはずでした。漣よりも少し早く自分の気持ちを自覚した快。長く同級生として楽しく過ごしてきた日々を思い『普通』でいることを選びます。でも、好き。日常のなかでの快と漣の心情が細やかに描かれていて、どちらの心情にもいつの間にか感情移入。泣けました。この本が２冊目の作家さん。応援したいと思います。お薦めです。