レビュー一覧

何か物悲しい設定ではありますが、周りの人たちに支えられてこれからシロちゃんも成長していくのかな。

せつないなぁ…主人公の健気さや見守る街の大人やネコ達の温もりがグッと来ました。いつか知るお母さんのことにも向き合える子に成長して欲しいと、街の人の一人になった気持ちで読了しました。いちいの成長にも期待(笑)

不思議な感覚がしました。何故猫になりたかったんだろう。お母さんはどこへ行ったんだろう。色々気になります。

作者さんの作品は独創的で小説のような読後感があるので好きです。この作品も味わいがあって良いです。後ろの読み切りも、才能を感じさせる出来栄えだと思います。絵はどの作家さんも描いて行くうちに上手くなるものだから。

猫の事を「おかあさん」と呼ぶしろちゃんの姿は切なくて可愛くて見えない絆で結ばれてる感が凄く伝わります。町の人達からも大切にされて本当に良かった。しろちゃんを抱きしめたくなるし愛でいたくなるのわかります。

最終的には、ほのぼの温かくて素敵なお話でした。そして泣けます。

終わりがあんまり分かんないけど考えささせられる内容です。いちいがシロの事をちゃんと育てていくんだろーなとおもいます。けど、ほんとのお母さんに一回は会って欲しかった。男爵ももう少しシロの事を考えてあげて欲しかった。

皆で育て慈しみ優しさで溢れたお話しに心染み入りました。面白かったです。

優しい気持ちになれる作品でした。ほっこりじんわり癒されました。

初めての作者さん買いでした。とても絵が可愛くてよみはじめたら、切なくそして温かいお話でした。