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吸血鬼な設定、ツボです！ライトな吸血鬼で、好きな人にくっつきたいがため、っていうのもかわいい。表題作の吸血鬼君の祖父？のお話も良かった。ハッピーエンドじゃないのもありましたが、ちょっと切ない感じで、ドロドロしてなくて安心して読めました。

短編集。表題作とその後日譚と、表題作の吸血鬼くんの祖父？の話と、高校教師と生徒の話(吸血鬼関係ない)が三つ。表題作は、あまり吸血鬼の話って感じがない。吸血行為がなければ普通のBL話に見える。あと吸血行為に、両者が軽く発情してしまう…みたいな副作用がなければ、どんなに仲が良くてもがっつりエチまで行きつくことはないと思うのですが。それから、吸血鬼くんが口に入れる食事は血以外はすべて不味く感じるのに、料理上手っていう設定にも正直疑問を感じました。吸血鬼くんの祖父の話は、彼が生きてた時代背景もあるのか、仄かな恋情をお互いに感じてる…って終わり方。キスのみ。吸血鬼の寿命ってどうなってるのかな。人間の食事を美味しく感じたら、寿命も人間らしくなるのかな。高校教師と生徒くんの話は、全部で三編。最初はお道具プレイ(本番無し)。次は高校教師くんが大学生の頃の話。同級生と仄かなラブ。最後は、高校を卒業した生徒くんとデート中に↑の同級生と再会する話。同級生家庭持ちだったよ…。作者さんの後書きで知ったのですが、このカプは先生の方が受けらしいです。びっくりです。

久々に読み返しました。絵もキレイで話も悪くないのですが、あまり記憶に残っていませんでした。

一番最初の彼らもいいんだけど、二番目のおじいちゃん？の若い頃のお話の方が面白かった印象…。個人的には先生と生徒のお話も、先生の過去編の方が好きでしたね。

絵も話もかわいかったです。現代社会の吸血鬼なので、血のことだけだったけど幸せそうでよかった。

最初から気持ちが通じてなければ無理があるシーン全開で、両片思いの展開が茶番過ぎに感じてしまいました。

表紙のとおり人物が多くてちょっとわかりにくかった… 挿入シーンがびっくりするほどエロいです！

表題作も悪くはないのですが、『先生...』の話が好きでした。ちょっと切なくてもっと読みたいなぁ。

あっさりとしてて短いので物足りないです。

とっても幸せそうなので良かったです。シリアスな吸血鬼よりいいですね。