レビュー一覧

うぅ...ごめんなさい。私には合わなかったです...。もう、途中から読み飛ばしてしまった。相思相愛系が好きな方はちょっと微妙かも？？と思いました。年上受だけど、年上なのにすごくやること幼稚だし、なんか人の気持ち分からないのかな？？って思ってしまった...。それに対してのフォローも全然納得出来なかった。年下相手に大人気ない感じも個人的にはちょっといただけなかったですし、終始エロ描写は出てくるけど全然エロく感じませんでした。淡々としてるって感じです。報われない系が好きな方にはいいかもです。この作品が好きな方は不愉快になられると思います。申し訳ありません。

絵も綺麗で不快感は無かったんですが、幼少期から好意を持ってた攻めに対して全くデレがない受けだし、大人の優しさかもしれないけど態度も冷たすぎて…なのに献身的に尽くして待つ攻め。「どこがそんなに良いんやろ…勿体な…」と思いながら終わった感じで…私の乏しい感性では受け止め切れませんでした笑

２巻まで読んでのレビューです。最高かよ、ですね。なかなか心のうちを出さない片山さんの、深い愛情がわかるエピソードがあって、なんというか、しみじみよかったねぇと二人に言ってあげたい。余計なお世話ですが。１ミリのデレも見せないけれど、だからこそちょっとだけ本音をこぼしてくれる片山さんがかわいさMAXです。

良家の御曹司と一般市民の仕立て屋の、まず実ることのない恋なので、コメディータッチで明るく描かれたのは正解だと思います。純情で世間知らずなお坊ちゃんは自分に自信がなく貢物で相手の心をとらえようとする。しかもその相手は、財界に共通する知り合い・お客を持ち、男色と当たらずと雖も遠からずなウワサを立てられるような色気ある年上の人物。2人の関係が公になれば両者とも大ダメージを受けて終わってしまいます。だからこそ年上の仕立て屋はツンな姿勢を崩せないんですね。本当は年下な彼に甘えたいのかもと思えるシーンでも軽くあしらうことしかできないのは、その年下のお坊ちゃんの精神年齢の低さにもあるような気がします。まるで周りが見えていない一途攻めなお坊ちゃん。色々な意味で本気になってはいけない恋であると仕立て屋の方が悟っているんだと思います。なのでこの距離感なのですね。悪くはないけれど好みの話ではありませんでした。

受の仕立て屋さんの色気ツンデレっぷりと攻のワンコっぷりがキュンキュンする。草間さかえさんのマッチ売り、やぎさんゆうびんの設定に萌える方は絶対推しです！

雰囲気は好きで購入してみました。一途に仕立て屋さんに恋する坊ちゃんの想いを仕立て屋さんは知っているのに、寝るだけ寝ちゃうってなぁ。想いを遂げるまでが本来物語としての肝なのだろうに、案外あっさり肉体関係に至ってしまうから、どうも全体的に薄味に。健気で一途な坊ちゃんの想いが空回り気味で、少し可哀想にも思えました。悪くはないのですが、なんでしょ、見せ場がない感じです。

胸キュンでもだえました。だんだん成長する年下の彼がすごくいい。年上の彼の存在が、彼の頑張り屋なところをぐっと引き上げてくれた面もあるんじゃないかな。料理もできて、しっかりもので、だからこそ、テーラーで気難しいところもあるだろう彼の気持ちをつかんでいったと思います。一つ一つのエピソードが無理なく、自然で、かつ、2人の距離を縮めていくもので、よかった！2巻の番外編で遊園地に行く話が、もー！もー！最高です。筆者の他の作品も手当たり次第に買ってしまいました。ステキな作家さんと出会えて幸せです。

続編って無駄に嫉妬したり〜〜な作品が多い中、この作品は結構な変化を乗り越えてやっと少し？甘くなるので読んで良かったです。個人的には遊園地の話が好きです。

すごくよかったです！好き！！受けが可愛いですー！最近よくあるパターンの、普段キリッとしてるのに最中になるとふにゃふにゃする年上、が好きじゃなくて。でもこの作品は年上でキリッとしながら受けに回ってて、まずそこで「なんで自ら受けにまわったのあなた…！」と萌えました！たまにデレてくるのも可愛いー！続きがあるような終わりだったので、続編、期待してます！待ってますから！！

歳の差22歳！大学生ワンコxオジサマ受けですが、片山さんのルックスも身体も年齢よりは若めなので（髪がセットされてない時は特に）オジサマ苦手な方でも大丈夫ではないでしょうか。大学生の秀一郎は大きな企業の跡取り坊ちゃんですが、傲慢だったりチャラかったりという所がなく居酒屋でバイトしてお小遣いを稼ぎ真面目で素直な良い子。料理だって出来ます。対する片山はクールな言動で小学生の頃から好き好き光線を出してくる秀一郎を、右へ左へと振り回しているようでありながら、実はしっかり秀一郎の気持ちを受け止めている。「なぜ自分と身体の関係を持ってくれるのか？」と尋ねる秀一郎に対して「気持ちいいから」と笑顔で応える片山。秀一郎は“恋人”と呼べない関係にモヤモヤはするものの、ずっと抱き続けてきた恋ごころを断つことが出来ない。1巻では「ズルい大人」だった片山も2巻ではロンドン行きというきっかけもあり表情や言葉の端々に、秀一郎に惹かれている気持ちがちょっぴり滲み出るようになりました。歳の差CPではよく年上受けが「若い相手のこれからの未来を潰したくない」と自分を抑えたり身を引くパターンが多いのですが（これまでの片山さんはそんな事考えてない風でしたが、これから先　秀一郎が会社に入り未来の経営者となるにつれて、そういう決心を下す様な事になるのかも…）ここでは20歳の秀一郎がグッと我慢して片山を送り出しています。…健気な子！ここで坊ちゃんが成長し一気に大人に近づいた、そして二人の関係がより強くなったのがわかりました。言うなれば強火やパンチのある香辛料でバ〜ンと調理したのではなく、クツクツと低温で長時間煮込んだ料理のような… 外側からはあまり分からないけれど、中にはちゃんと火が通っていて出来上がりももう直ぐです。ところで落ち着いた色のカバーが素敵でした。1巻は仕事をしている片山を熱い目で見つめる“客としての”秀一郎。2巻では胸元をはだけた片山に（秀一郎がグッと身体を寄せる秀一郎。次はもしかすると肌色の2人か？次巻も楽しみにしています。