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白鳥の湖

5点 5.0 2件
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  • 2025-06-06
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    昭和36年の「龍神沼」と並び、昭和37年の「きりとばらとほしと」と『少女クラブ』時代の石ノ森章太郎を代表するSFファンタジーが併載の「きのうはもうこない だが あすもまた・・・」です。前2作同様に『少女クラブ』昭和36年お正月臨時増刊号に掲載されました。この出逢うたびに成長する少女というモチーフはロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」かその映画化作品にインスパイアされたものと思われますが、後の「ファンタジーワールドJUN」のセリフがあるプロトタイプ作品とも読み取れます。プロトタイプとは言え「快傑ハリマオ」という活劇を『少年マガジン』に連載を始めた石ノ森章太郎の葛藤も伺えます。表題の『白鳥の湖』ともう一つの併載『金色の目の少女』も、そういった活劇とファンタジーの止揚と捉えて再読されると読後の印象も変わるかと思われます。