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レビュー一覧

アイシテル 〜絆〜

5点 4.2 57件
  • 4点 5
    27
  • 4点 4
    15
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    9
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    1
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  • 2016-05-21
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    ただ、ただ、深いな。一気に読んでしまいました。罪の重さ、周りの人間、普通に生きて行くことの難しさ。毎日起きている事件の裏でどれだけのかかわりをもって生活しているんだろうか。人間同士の関係が希薄になった今、じっくり考えたい方にお勧めです。

  • 2017-02-01
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    加害者の家族という扱いづらいテーマを、よくまとめていると思いました。前作以上に考えさせられます。人を殺すなど断じて許されないのですが、その十字架を一緒に背負う家族は辛いでしょうね…。

  • 2016-07-06
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    前作のほうで大泣きしたのてこちらもレンタルしてみました。弟くんメインなので、話の展開が急で感情移入しづらかったです。とくに読まなくてもよかったかなぁ…

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    裕一の弟として生まれた裕二。無条件で慕う裕二。無垢な魂に救われて、懸命に生きる裕一。だが、無責任な、世間が、裕二を傷付ける。レッテルを、張り、自分が優位に立ちたたがる人がいかに多いか。殺人者の弟として生まれた苦悩が書れている。普通の人の、悪意が、リアル。私としては懸命に償う裕一に、スポットをあてたお話しも読みたかった。償う裕一に、救いがあっても…とおもうのですが、社会的に、それ(一度殺人をした人は幸せになっては)はダメということなのですか?猟奇的な、快楽殺人ではないのだから…本当に悔い改めて償う人間に、冷たいとおもうのですが。でないと、間違いをやり直せない。少年法の認める更正の意味がない。それこそ残りの人生、生殺しである。自分は差別する側・いじめる側にはなりたくない。みんなの心に愛が満たされ、赦し合えますように…

  • 2018-02-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    お兄さんに死ぬまで幸せは起きてはいけいのか?ささやかな嬉しいことも味わってはいけないのか?想像しかできない世界で、何をいってもしょうがないのですが、温かい食べ物を食べてほっとする瞬間があっても、それぐらい小さいことを許して頂きたいと思いました。

  • 2017-12-16
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    痛い...ものすごく心が痛む作品でした。けど、もし実際、殺人者の家に新たに子供が生まれたら、関係者皆、やはり作品のように苦しい生き様になるんじゃないかなぁと思った。個人的には加害者の母親が母性取り戻し、息子と加害者少年へ真っ向から向き合ってくれたのが良かった。救いだった。このお母は少し自己中だっただけで、母性はある人だった。そして強くなった。それが嬉しく思った。加害者本人は罪悪感で苦しく、加害者の弟は周りの無理解から苦しい思いをするには想定内。けど愛があるので、(その愛は強すぎたり悲しすぎたり痛すぎたり、様々ですが)、この一家は歩き続けられると思います。自分自身も、殺人者とその血縁者への偏見をなくすようにしたいと思った。難しいけど...。良作です。

  • 2016-10-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    殺人は重大な犯罪ではあることは間違いないのだが、その後ここまで改心しても、犯罪歴というものはここまで本人と家族を苦しめるのか、と暗澹とした気持ちにさせられました。また、長男の幸せのためにも、次男を産むべきではなかったのではないか(作中のように家出しないで済ませるため)、産むのであれば苗字の変更を予めして長男の犯罪歴がバレないよう最大限努力すべきではないか、など、戦略性のなさを感じてしまいました。

  • 2020-03-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    こういうことは時間がたくさん過ぎないと、落ち葉が堆肥になって積み重なって地層になるほど時間が経たないとたぶん創が生々しいものなのだろう。身内に殺人者がいる。これは何等親まで?自分もたぶん殺人を冒した血筋は引いている。先祖が長宗我部の侍だったんで、過去にしてるでしょうねえ。もっと近くだと第二次世界大戦でおそらくかかわっているでしょう。でもそれを咎めて気にする人はほとんどいない。近くに起こったことと遠くに起こったことではみんなの意識が違う。それは地層が違うからでしょう。殺人者の血を引いてることは同じなんですが。この意見はリアリティを無視している、といえばそのとおりなんだけど、殺人者が身内にいることを問題にしてるなら根本は同じなんですよ。そうでなくて、ネット社会の現代でなんでも疎外され問題にされ生け贄を見つけて糾弾するのは血の問題ではないからです。いつ浄化されるんでしょうね。被害者の立場なら許せない、と自分もずっと思うのかもしれません。が、オブザーバーでここまで嫌悪するのは何故なのか。わたしにとれば、本人がした殺人でなければここまで嫌悪感を抱く気持が沸きません。それは先祖がやった殺人と同じです。わたしもおそらくその血を継いでます。本来は償いは本人だけがすれば良いと考えていますよ。でも、現実には殺人者の身内はこのような扱いを受けているのでこれはリアリティのない意見なんでしょうな。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    海容と絆、両方とも涙なしでは読めない作品でした。

  • 2017-08-29
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    前作につづき読みました。世間の目ってこんなんだよね。生きてる人間が一番怖い。自分のしてることに疑問を持たない正義のみかたっていやだなぁ。ってつくづく思う。