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もう春くんが健気で健気で泣けてきます・・・。兄の親友の蒼くんが好きで好きでしょうがないのに、うまく言葉に出来ないから、学校や部活、服装に至るまで真似をして蒼くんの傍にいようと必死で、だけど大学進学を機にこっぴどく傷つけられます。だけどそれは蒼くんが春くんに対してのコンプレックスだったという捻じれ具合でした。春くんの「あばたもえくぼ」的な盲信と、蒼くんの春くんコンプレックスが最後にはうまくつながっていく様がよかったです。二人で幸せにおなり!!と思いました。
私も是非評価を上げたくて普段はレビューしないのですが書かせて頂きます。おおまかなストーリーは皆さんが書かれているので割愛しますが、このストーリーを薄いとか攻めの心情が見えにくいなど他所でレビューされてるのも見たことがありますが、私はむしろ逆です。攻めの心情はきちんと学生時代からのやりとりやちょっとした表情、コマとコマの間に描かれていると思います。行間を読むのが苦手という方にはまだるっこしいかもしれませんが(漫画なのでむしろコマとコマの間ならぬ台詞の無い絵、から読み取ってください)、攻めの方の複雑なコンプレックスや苛立ち、葛藤はきちんと描かれてきていますし、主人公の健気な様子をさんざん見てきた読者からすれば、そんな彼が主人公に負の感情だけを持つことなど出来ただろうか?とむしろ綺麗に収束していく見事な心情描写にストンと納得させられるものになっていたと思います。この主人公の不器用で意固地で、いじらしく、盲目なまでに恋をしている者の健気さは勿論この作品の魅力の大きなところですが、この攻めの(主人公に感情移入すればするほど)見ているこちらの心臓が冷たくなるような表情のひとつひとつが、結論としては私にとって非常に魅力となりました。(とっても、傷つくけども)彼らは生きているのですから、色恋だけが感情の全てではありません。ただ男と男が出てきて好き合ってハッピーエンドになる、そんな話だけでは物足りなくなった方なら、恋愛だけではない生々しい葛藤を持った攻めを決して嫌いにはなれないのではないでしょうか。主人公のお兄さんの良い「お兄ちゃん」ぶりと、タイトルへの繋がり方も見事で、個人的にはとても好きな作品のひとつになりました。
サンプルの兄の親友(幼馴染で兄と同学年)x主人公(弟)の話が9割で、居酒屋店主xゲイの客の話が1割くらい。表題作の主人公がちょーーーーかわいい。ツンデレとはこういうことをいうんだろうな、という見本のようなツンデレ。でももとが健気なのでとてもかわいいです(見た目に可愛さはない。女の子みたいとかそういうのは一切ない)。でも、現実で私が蒼ちゃんなら超めんどい。リアルでこんな主人公は関わりたくないです(笑)でも傍観者で創作物だとこんなにかわいく感じるなんて不思議。でも蒼ちゃん自身も結構なSっぽい感じだったんでバランス良くてよかった。どっちも溺愛なのにどっちもツンデレ風味。流れ行く深いストーリーはないけど、時が経っても変わらない想い(だいぶ刷り込みが入ってるけど)という感じの切なほんわかしたお話でした(エロも最後に一応有り)。短編も良かったけど、あれはあれで話が広げられそうだったので短編なのがもったいないのと、どうせなら表題作のSSとかのほうがよかったな。
ネタバレありです。とにかく春が可愛くて、可哀想で涙しちゃいます。春ちゃんはツンデレというより、蒼ちゃん以外に懐かないワンコのようです。ご主人様に構って欲しいのに、適当にあしらわれてしまう可哀想な犬。でも意地悪したくなる蒼ちゃんの気持ちもわかる気がします。春が可愛いと思うのと同時に、春の優れた才能に対する嫉妬と羨望、独占欲、焦燥感。付きまとわれて真似されて、鬱陶しいし煩わしいっていうのも全て本音でしょう。複雑な感情が入り混じって、逃げるしかなかった蒼ちゃんはほんと普通の人間なんですよね。それと、春のお兄さんが兄弟愛に溢れてて素敵でした。この人が一番好きかも。ストーリーは単純ではありますが、蒼ちゃんの語られなかった部分を色々妄想したり、何度も読み返してます。湖水さんの挿絵も大好きでしたが、漫画も面白くて、作者買いリストに入る日も近そう。
ほんのちょっとだけでも評価上げたくて、レビューします。短編が1つ入っていますが、ほぼ丸っと表題作なので、結構じっくり楽しめます。素直になれない春がかわいいです。あの意固地さも蒼大を梳き過ぎるゆえ、と思うとなおさらかわいい。蒼大の春への気持ちがもっと描かれていたら、文句なく☆5つでした。ストーリーに大きな起伏があるわけではないけど、主人公の感情が丁寧に描かれているので、私は薄っぺらい印象はなく、気持ち乗っけて読めたし、楽しめました。悪い人が出てこないのもいいです。おにいちゃん、いいヤツ!
本編がほとんどと、短編1つ入ってました。すごくいい!というわけではないけど、全然ダメ、でもないというのが正直な感想。ツン9割、デレ1割の受けも、実はとっても子供っぽい攻めも、とにかく不器用です。もどかしい。けどそのじっくりとした空気感が私が不快ではなかったです。でも人によってはもどかしすぎる!ともやもやするかも。エロはオマケ程度。もうちょっと受けがデレるラブラブ編も見たかったです。
絵は好きなんだけど、いかんせんストーリーが薄い。
序盤は蒼ちゃんの態度にイライラ笑なんで春くんはこんなやつが好きなのよ!!と思いながら読み進めましたが、私には蒼ちゃんの魅力がよく分かりませんでした。個人的には兄のほうが好きでしたね。笑あと、ストーリー終盤の蒼ちゃん「ミルクないけど牛乳で〜」のセリフに疑問を感じたのは私だけ?
導入は兄の親友に惹かれるっていうテンプレ的なお話でした。受けの春が健気で不器用でツンデレです。久しぶりに再会した蒼大がちょっと胸糞悪いことしたり蒼大の友人が面倒くさいやつだったりで、途中春が心配になってしまったけど、最後は念願叶って良かったねとは思えました。楽しーい気分で読めるお話でもないし、切ないからのハッピーエンドで感動するお話でも無かったです。途中ちゃちゃ入れてきた蒼大の友人が蒼大が焦っちゃうくらい良い男で、春の幸せを思って背中を押してくれるようなオトナだったら見応えあったのになと思いました。あまりにもモブなちょっとうざい当て馬なので。笑。受け入れたからには蒼大にはくれぐれも春のことを幸せにしてあげて欲しいと思います。なんか加護欲刺激されるコなので、春に肩入れして読んでしまいました。蒼大の見た目は好みなんだけど、彼にはときめけなかった。もうちょっとくっついてからの挽回というか、彼氏力や器の大きさを見せてもらえたら読後感違ったかもしれません。
はぁ・・きよさん最高です。前作もツボでした・・・受けが健気なんですよねぇ・・・ちょっと続きが気になるなぁ・・・もうちょっと続きが見たいなぁ・・・という絶妙な所で終わるんですよね・・・。次回作も期待します♪
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もう春くんが健気で健気で泣けてきます・・・。兄の親友の蒼くんが好きで好きでしょうがないのに、うまく言葉に出来ないから、学校や部活、服装に至るまで真似をして蒼くんの傍にいようと必死で、だけど大学進学を機にこっぴどく傷つけられます。だけどそれは蒼くんが春くんに対してのコンプレックスだったという捻じれ具合でした。春くんの「あばたもえくぼ」的な盲信と、蒼くんの春くんコンプレックスが最後にはうまくつながっていく様がよかったです。二人で幸せにおなり!!と思いました。