レビュー一覧

あるんだろうなぁーこういうこと…生きてる人にも対しても思うことあるし…

自分自身を大切にできない人というのは意外とたくさんいて、周りから「もっと大事に」「病院に行け」「休め」と言われても、何故だか頑なに何かしら理由を付けて、そうしようとはしないのです。そうやって誰の声も自分の心身の悲鳴も聞かず、ゆっくりと着実に死に向かい、瀬戸際まで来てしまう。仕事柄、そんな人達をたくさん見てきました。この作品はそんな人達の一人の実録です。

すごい、壮絶・・・。年齢的に糖尿病か？と数値が心配になることが出てき始めました。そんな中、糖尿病の怖さをどん！と押し付けられた感じで、読み終わってしばらく、机から動けなかった。作家さんは不摂生がたたって、あるいは自己管理が出来なくてこう言う事態になった訳ですが、それででもこの漫画を描いて見せていただけたことがすごくありがたいなぁと思いをかみしめています。私も手術経験有りで、「この日に手術ね、この日までに手術前検査を終わって、ここまでに貯血（手術後自分の血を戻す）するね、今日帰るときに事務で説明受けて高額医療制度の申し込みと入院手続きと麻酔と手術の同意書書いてって」と、言うすべて自分で用意を整えたからいいのですが・・・家族にある日突然倒れて「さぁ手術、入院です」なんて言うことがありました。何が言いたいかというと、準備ができない突発が一番怖いんだってことです。病気したら自身も家族も不幸だよなぁ。ご心労を慮るとこれまた嚙み締めますよ・・・。

時間をかけて、じっくり読みました。万が一、入院したら、思い出すだろうなと思いながら、、見ていて辛すぎず、重すぎず、読みやすく、わかりやすく、とても勉強になりました。

なんでこんなにレビュー評価高いんだろ。不思議。内容に比べて普通に高いと思った。

医療職です。患者さん側の気持ちが垣間見れて、感慨深いものでした。

面白かったです！意識があったりなかったりって、本人からするとこんな感じなんだなと思いました。

内容も絵柄もとてもリアルな作品だと思います。作者の目を通して、疑似体験したような気になりました。

死の淵から少しずつ生還していく実話です。私自身が大病を経験したことがないのですが、心停止から回復していく様はまさに三歩歩いて二歩下がるというような、順調にはいかないものなんだなぁ〜〜と思いました。欲を言えば、入院中のシモの話とか、もう少し下世話だけど誰もが気になる話題が出ても良かったかなぁとも思います。また、作画は好みが分かれるかと思います。非常にシンプルで、死の淵ってこういう感じなのかなとも思いますが、漫画らしい少しリアルな作画が多くても良かったかと思います。価格は、安いとは思いません。ですが臨死体験なんてそうそうある話ではないですし、貴重な内容であることは言えます。個人的には感動の要素は無く、読み終えてしみじみということでもなかったです。

人間の身体と脳って不思議…というのがまず第一印象でした。死にそうになった状況からなんとか生活できるようになるまでの過程が壮絶でした。一見高い値段に見えますが、人生が変わるので安いと思います。