レビュー一覧

主人公を見てるとイライラしました。もっと自分に素直になれよ！と言いたくなる。理屈っぽくて、見方が狭すぎる。。。常に女性が被害者のような描き方ですが、決してそんなことはないはず。終わり方も納得いかない感じ。妹の方が正論だし、かえってさくらちゃんが可哀そうではないですか？里中先生の絵は好きだし、ここまで女性の心理を描ける漫画家さんはそういないので、読後感は良くないし主人公は好きじゃないけど星4をつけました。

なんだかなあという湿っぽい感触ですがつい読んでしまったなあ。男達の都合のよさがあり得ない。

戦中戦後を生き抜いたこの主人公の母親と私の親は同世代です。似た話が周りにも沢山ありました。長屋で私生児を育てている女性や祖父母とだけ暮らす友人たちも居ました。本当に激動の時代を生き抜いた方々のおかげで今あるのですね。その方々から直接話を聞ける事が出来る最後の世代かもしれないとしれないと思うと、やはり里中作品は貴重です。「女は弱しされど母は強し」は、時代が変わっても在るべき姿ですね。

ドラマを観ているようでした。女性が生きて行くのは、いつの時代もなかなか大変ですね

女性の一生とは何なのだろう、とちょっと考えさせられた作品でした。

重い…辛い作品です。なぜこんな辛い運命がヒロインにのしかかるのか？一体、作者の訴えたいメッセージとは何か？読後感が痛すぎ、再読できないほどです。里中作品はヒロインが前向きに明るく誠実に、と今まで思っていたのですが、この作品だけは趣向が異なりました。

戦争で出兵する教師に告白し妊娠した女学生がシングルマザーとして生きるには体を張るしか無かったですが産まれた娘の真生は名前通りの美しい真実を前向きに生きる女性に成長しました母の律子とハーフの父違いの妹を守る姿が胸を打ちます

いつの日か世の中がもっと進んで、男女とも幸せに生きることが出来るのかな？作品の中は昭和だけど、令和の今も不幸な事件が後を絶たないし。自分は50代半ばを迎え、結婚せずにいてある意味良かったと感じています。これからの世代に期待しています。

ずっしり重い大河ドラマのようでした。きっとこういう人がいただろうという凄まじいリアリティがありました。さらっと描かれていましたが、マキさんに母性が芽生えるところ感動しました。おススメです！

主人公の母親が、昔の人にしては現代的なまでに強い性格で、グイグイ来る性格でちょっと引く。