レビュー一覧

ほんとに面白い。3年もの間ケイはアダム打倒に向けて試練に立ち向かい、以前の仲間と再会。目覚めたレヴィンも加わってようやくラウル奪還。ラウルが囚われていたシーンは涙が出ました。助かって良かった。ようやく薔薇の騎士団総帥になったケイ。いよいよアダムと闘うのかな。

読み進めれば進めるほど、話に引き込まれます。BL要素もありますがそれが気にならないぐらい、話に引き込まれます！こんなにハラハラ、ワクワクして夢中になったのはいつぶりだろう？最終巻まで読み進みます！

ルイスの横暴っぷりに「本当にこれどうすんの？」とハラハラしながら読みました。口絵を見て「ラウルはどうなっちゃうの？」と心配しっぱなしでした。オンタイムで読んでたら続きが気になりすぎて夜も眠れなかったと思います(笑)レヴィン・ラウルと啓、３人の関係性については賛否両論ですが、この巻が受け入れられれば、ラストまでいけると思います。

シリーズ4作目。二人の守護者がお互いを認め合い、ケイを支え、どんどん成長していくケイがとても男らしく素敵でした。

薔薇シリーズ4作目です。ラウルを筆頭に試練の巻でした。仕方がないのですが、結構人が亡くなってしまうのが悲しい…。主人公と守護者の関係もますます目が離せません。次の展開がどうなるのか気になります。

ラウルが奪還されて、心から啓の もとに戻るまでが描かれていますが、本来の彼に戻るまでの過程が本当にせつないです。ラウルとレヴｨンが守護者としていいコンビになっていくのも見物。

苦しかった...物語が前作の離れ離れになった時から3年経って、それまでに起きた出来事も波乱続きで、その間の試練でケイの成長を感じていくのは喜ばしい限りだったのですが囚われているラウルが受けていたあまりにも悲惨な事実に胸が絞られるおもいでした。救出した際の変わり果てた姿もそうですが、幻術から解かれてから返ってきたこれまでの激痛に絶叫してのたうちまわることを繰り返してアンデッドと人との間を行き来する苦痛が読んでいてかなり辛かったです。一段落したと思ったらまた不穏な様子で、ルイスはいいように操られていたとはいえやってきたことは追放や殴るだけじゃ到底許し難く、大恥かいて惨めったらしく堕ちてくたばればいいのにと思っていたけど、また絡んできそうだし次こそ引導渡してほしい。マリアとレヴィンの間にも物騒な気配があるし、興奮が冷めやらない展開に震えました。

この人のファンタジーって、人の生き死にとかと、その人の考えとかが時折見えて面白い。是非スピンオフが見たい…。脇キャラとかでも、全然イケる気がします。

なんか政治的問題で急に1人になってしまってハラハラする。

今回こそなんか劇的展開が期待されたのですがある意味劇的でした。