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ちょうど良いブラック具合のグリム童話が揃っています。中でも一番は「末摘花」。原作ではボケっとした個性のないお姫様で、翻案されても貧しく不細工だけど心優しい姫君という面白味のない人物像だったのに、今回このような性格を与えられるとは作者の手腕に驚きです。久しぶりに「そう来たか!」と思えるラストを迎えました。この作品の次に面白いのが「母を訪ねて」得られぬ愛情を追い求める魔性の美少年が哀れです。←これもレベル高い作品だと思いますがこの作品集では「末摘花」がすごすぎて霞んでしまいました。
登場人物がおもしろい!そして悲しい。単にいい人・悪い人の2分法でないし。やっぱり貧乏が悪いんだよね〜
たまにふと読みたくなるグリムシリーズ。1チケなので気軽に手を出せます。今作は「日本の」と銘打っておきながら「クオレ」が入っていたのでいきなり失笑しましたが、作者さんの上手い一捻りもあって、中々に読み応えがありました。白眉はやはり「末摘花」でしょう。この解釈はちょっと考え付きませんでした。これだけでも読む価値はあります。「六部殺し」はあまりにも原作そのまんま、「補陀落渡海」もあれが落ちではちょっと詰まりませんが、最後の「子返し」は最初の「寿産院事件」とも呼応して、時代が女と母とに背負わせた深い業と、男と女の亀裂をも浮き彫りにしてくれます。総じて良くまとまった面白い短篇集でした。
全て短いながらもしっかりとしたストーリーです。心がマヒして犯罪に手を染める女、見下した相手に、実は見下されていた女…。これで、4チケなら購入してたかも(笑)
面白い短編集でした。特に末摘花は結末が意外で印象に残りました。この作者さんのおかげで、今まで知らなかった風習を知ることができて嬉しいです。
人物の表情が描き分けられる作家さんです。末摘花をクローズアップした話が面白かったです。
最後の話がせつない。我が子を守るためなら手段をも選ばない。
実際にあった事とはいえ、昔の風習が悲しく女性に産まれただけで悲しい思いをする事が多かったのだなと…子供が幸せな世の中にならなければいけないと改めて感じました。
末摘花のお話は、誰も彼もが地味に性格が悪くて意外な描き方でしたが、その性格でお話がどうなるわけでもなく、特に面白くはありませんでした。一話め以外は昔話を現代風の解釈でアレンジというスタイルが同じで、六話は多い印象でした。
面白かったです。鬼にならざるを得ない時代なんですね
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ちょうど良いブラック具合のグリム童話が揃っています。中でも一番は「末摘花」。原作ではボケっとした個性のないお姫様で、翻案されても貧しく不細工だけど心優しい姫君という面白味のない人物像だったのに、今回このような性格を与えられるとは作者の手腕に驚きです。久しぶりに「そう来たか!」と思えるラストを迎えました。この作品の次に面白いのが「母を訪ねて」得られぬ愛情を追い求める魔性の美少年が哀れです。←これもレベル高い作品だと思いますがこの作品集では「末摘花」がすごすぎて霞んでしまいました。