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この方の趣味が全開になった作品集、という感じを受けました。『わかりにくい』のです。さらっと表面を読んで簡単に気持ちに響くとは限りません。濃いめの絵のせいも有るかもしれませんが、オムニバスで人が多くなると見分けも難しいです。そのせいか「エンドルフィン〜」で感じた小さな違和感は、この一巻では総合的に増しています。読み手と作家さんの間の溝ですね。でも、読み込んでいきたいと思います。井上佐藤さんの表現を、沿うように感じてみたい。私もこの作者さんが大好きです。高レビューばかりだと誤解されるかと思います。楽しくて面白いだけのお話しでは無いと思いますが、言葉で表現しきれない、人としての鬱屈をも感じてみたい方にお勧めします。
文句ナシに全部面白かったんですけど。。まさか泣かされるとは思ってませんでした。「愛しのメインクーン」動物好きにはタマラン作品です。ボーイズラブに、過激なセックスシーンだけを期待する方には物足りないかもしれません。じっくりと読んで、主人公達の切ない気持を噛みしめながら、物語のラストでは「ふぅぅ」と満足と安堵のため息を漏らし、幸せの余韻にひたる幸せを感じられる作品でした。
うわぁ、たまらんなぁ…これは♪タバコの銘柄に寄せて、一話ずつオムニバスになっている恋物語。一話目のECHOの二人がとても好きでした。自身も以前スモーカーだったので、吸っている銘柄や香、吸い方やライター、そうしたもので相手の人となりを認識する感じには覚えがあります。そこになんとも言えぬ「色香」の漂う感じも。井上佐藤先生の描かれる男性は、とても筋肉質で、まるでダビデ像の彫刻のように美しい。それでいて、絵の美しさだけでなく彼らが恋に「堕ちて」いく、その情感の魅せ方が抜群にお上手です。あぁ、そりゃ堕ちるよなぁ、って(笑)。「10 DANCE」で井上佐藤先生のファンになり、「子連れオオカミ」も読みましたが、「SMOKER」は抜群です♪これからも何度も読み返すと思います。以前、Rentaさんにリクエストをしたのですが、叶えてくださったのですねー。ありがとうございます♪
短編集ってことで敬遠してたんですけど…早く読めばよかった>_< 全話ハッピーエンドで内容も充実してて大満足でした。私は特にPEACEの2人が好きです。
はじめて購入しました。絵が独特で、いやじゃなかったです。挿入有りのエロ描写の回数は少ないですが、それぞれ良いストーリーでした。やっぱもっとラブラブしているところみたいですね。いくつか短編が入っていますが、最後のストーリーはエロもあったしスキでした。今後にも期待したいですね。
オムニバス+全三話の短編です。オムニバスなんてそれぞれとても短いのに読みごたえがあるのは、画力と情緒でしょうか。かわいいとかきらびやかとかでなく、とにかく画力が凄い。絵が上手いのでエロがとにかくエロいです。登場人物の表情の機微がとても巧みでよく伝わってきます。基本憂い顔が多いのに、たまにかわいい顔を描いてくれるのが憎いです。漫画チックな画法でないとダメな人は苦手かもしれませんが、ぜひお試しいただきたい。
少し前の作品なのか、展開が分かりづらいことろがありますが、やはり井上佐藤さんだけあって、絵は丁寧だし気持ちの描写もそれほど無理はないです。「10ダンス」のような名作とまではいかないですが、読み返せる作品だと思います。
煙草を巡るサラリーマンたちのオムニバス、めっちゃ良かったです。成熟した男たちの色気がたまらない〜。私はもう断トツで1話目の話が好きです!これ、二人のイチャイチャが読みたいんですけど…!続編出ないかなあ、出ないだろうなあ。
これ好きです。個人的にはとても良かったです。エンドルフィン〜10ダンスまで大方読みましたが、読み返し率が高いです。表題は社内カップリングのオムニバス形式短編集です。スモーカーとの通り、煙草を通じて展開されるストーリーの数々が大人の色気と心理を巧みに表現しています。著者の井上佐藤さんはかつてご自身もヘビースモーカーだったとのことですが、タバコの銘柄チョイスがまた渋い。かなりツボです。キャラクターの心理と重ねるとなんだかニヤニヤしてしまいました(笑)後半は全く趣のちがう、猫を通じたストーリー。これもまた、井上佐藤さんご自身の体験を活かされたお話でしょうか。(エンドルフィンのあとがきに少し載っています。)このCPは最初、杉木&鈴木に見えてしかたありませんでしたが何度も読むうちにそうでもなくなりました。宇津井さんの喪失感、由良君の切なさ…。そしてそんな彼等をつなぐ猫達の個性もたまりません。猫、飼いたくなってしまいました。
タバコにまつわるオムニバスで同じ会社内のお話。登場人物も繋がっていたりして凄く面白かった!全てのお話がほんのり切なくて、でもラストは気持ちよく終われる感じ。私はechoのお話が1番好きでした。猫のお話はほのぼのでこれまた良かったです。すっかり作者のファンになりました。
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この方の趣味が全開になった作品集、という感じを受けました。『わかりにくい』のです。さらっと表面を読んで簡単に気持ちに響くとは限りません。濃いめの絵のせいも有るかもしれませんが、オムニバスで人が多くなると見分けも難しいです。そのせいか「エンドルフィン〜」で感じた小さな違和感は、この一巻では総合的に増しています。読み手と作家さんの間の溝ですね。でも、読み込んでいきたいと思います。井上佐藤さんの表現を、沿うように感じてみたい。私もこの作者さんが大好きです。高レビューばかりだと誤解されるかと思います。楽しくて面白いだけのお話しでは無いと思いますが、言葉で表現しきれない、人としての鬱屈をも感じてみたい方にお勧めします。