レビュー一覧

2巻までは、まだ作者さんの頭の中にある展開に向かって種を蒔いている状態だったのですが、3巻で色々咲き始め色っぽい雰囲気も出てきました。チューだけでこのドキドキ感はさすがですね。番外編も読ませます。24歳の片山先生カッコよすぎ…。皆さんゆっくりな展開に、早く片山先生と! という意見も多いようですが、私としては次の巻でくっついてハッピーエンド、というのはもったいない…もっと続いて欲しいという気持ちです。あとどこのレビューでもあまり触れられていないようですが 《時々無性に攻めにしたくなる受 》とあるように、三上先生が薬を盛られた時に「男性との経験はありませんが、先生が楽になるなら俺…」っていう早坂くんはちょっと攻っぽくてカッコよかったです! 見た目は控えめな美形?ですが中身は小野田さんのように真っ直ぐな早坂君に、三上先生もほのかにときめいたりしたら…萌えます。かわいい系よりイケメンの受けが好きなので、ちょくちょく早坂君のカッコいい所が見たいです。あと森君のワンコ部分以外のイケメンぶりが見たいですね。あー次巻が楽しみ！

ストーリーはシリアス調でゆっくり展開していきます。お手軽なBLやエロ満載が好きな方には合わないかも。続きが待ち遠しい！

ユギさんの作品大好きです！設定がちゃんとしてるから 読んでて世界に引き込まれます、、！大人の色気がたっぷりでこれからも絶対読んでいきたい作品なので、オススメです♩

ユギ節炸裂！やっぱ面白い！！遺言状から三上と片山の謎が徐々に解明されていく展開、読み応えがありました。心が引っかかって身動き取れなかった二人の前に、早坂がやってきて、全てが動き出し雪解けし新しく進んでいく。微妙な心の動きに、丁寧な心理描写。一気に読めて楽しかったです。お値段ちょっと高いとは思いましたが耐えられず、 一気買いしちゃいました（笑）サブキャラのショートも充実。小ネタですが面白いかった！しかし森・三上のその後がないなんて、なくない？

弁護士事務所で2CPもの。お仕事系BLは仕事描写が過ぎてもおざなりでもハマれないけど匙加減が程好くて、さすがベテラン作家さんだなーという感じ。上手く物語と人間関係に絡むようにお仕事依頼&解決描写有り。メインCPのヤメ検×新人眼鏡君はゆっくり関係が進んでく一方、年下わんこ×美人所長(ビッチ)は体からでメリハリも良かった。亡くなった友人とのワケ有りな過去も気になるしおもしろい。事務の女の子も見た目可愛いのにクールで豪快で好き。今時珍しいアナログ絵のペンの感じ、ざくっとして柔らかそうでそこはかとなく色気あっていいです。ストーリー★★★★★、絵★★★、エロ★★★

20周年おめでとうござます。電書になって昔の作品もまた読めて嬉しいです。ストーリーも良いですが絵が大好きです。これからもラブリーな作品を描き続けてください。

片山先生がイケエロオヤジすぎる。これにつきました。私は三上先生の方に全くハマれなかったので、早く片山と早坂が読みたかったんですが、黒木先輩が色々切なすぎて、片山がやや脇役のように感じました。早坂のお人好しっぷりにイラっとした場面もありましたが、最後に2人のラブラブな日常が見れたので、星4つで。

信頼のまとめ買い。作者のお仕事BLをいくつか読んできて感じるのは、職業は何であれ自分の仕事に誇りを持ち、人としてプロとして真摯なる者へのリスペクト。作者自身の姿勢がそうなんだと思います。1巻で恋の面子とベクトルは出揃ってる。朝は腑抜けな三上と常時セクハラオヤジの片山…でも頼れるボス弁達。2人の憂いと愛おしむ表情は大人の色気。それが早坂(小野田)を巡る伏線でもある。2人の傷の深さには苦しくなるけど、作者の導きに付いて行くのみです。ただ4巻は三上と早坂の人生の厚み、格の違いが如実に出ちゃった。3巻までの充実度(☆5)に比べると…三上に全部持ってかれたかな。

主人公は若手弁護士の早坂。真面目でいつも自分の事より人の事を気にかけている。無自覚だが男にモテ、美形である。三上の様なクライアントに誠実な弁護士を目指し三上・片山法律事務所に入所した。片山はワイルドで色気があり女性に超モテる。真面目で一生懸命な早坂にセクハラしたり軽口を叩いてからかい、早坂の反応を楽しんでいたが、クライアントに誠実であろうとする一生懸命な早坂のいじらしさをいつの間にか愛おしく思う様にになっていった。一方、早坂は初対面で片山に尻を触られ最悪な印象を持っていたが、窮地を助けて貰ったり、弱った時に優しくされ、気づけば片山の事が好きになっていた。二人は1巻で出会い1年を経て4巻で遂に結ばれる。早坂が「本当に俺で良いんですか？」と問い、片山がソファーから手を差し伸べ「教えてやるから、来いよ」と招くシーンは片山の色気と早坂の健気さが存分に伝わってくる名シーン。『一生続けられない仕事』とは弁護士の事だと思うが、1年の短い間に早坂が暴漢に襲われたり、クライアントにレイプされそうになったりキスされたり、巻き沿いに合ってナイフで刺されのだから、確かにこれが現実の出来事なら一生は続けられないだろう。

作者買いです。 ユギさんの作品は全部読んでますが、今回はまほろ〜みたいに恋愛に重点を置くよりも弁護士としての話が多く描かれていて面白かったです。なのでメインカプである片山x早坂のBL要素は結構ゆっくりめに進行するので、最初の方のエロは若干少なめになっています(その分お色気担当の三上先生が頑張ってます)。まぁ4巻でやっとくっつくわけですが、ここの展開だけちょっと先が読めるというか若干使い古された感じのある展開で、もうちょい捻りが欲しかったという気がします。