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タイトルからは想像できないくらい哲学的な物語でした。 唯一の肉親である父の死後、生きるのもメンドクサイと気力を失っていたチコちゃんが、押し掛け世話人のトモちゃんをはじめ、さまざまな人と出会います。物語に登場する人物は、みんな心にキズを抱えています。それゆえに純粋で歪んでいます。そんな人たちとの出会いや別れによってチコちゃんは成長し、日常?を取り戻し、さらには周りのみんなの生きる力になっていきます。とにかくおすすめです。
私は人生に意味は無い、生まれたから生きてるだけと考えているような人間ですが身近な日常を幸せに感じられることがどれだけ幸せなことか。それを思い出させてくれる漫画でした。クセのあるキャラ満載ですが、現実離れしているわけではなくむしろ非常に人間クサイというか…親近感が湧きます。性風俗にやたら嫌悪感をお持ちの方がいるようですが、そんなに悪いことですか?女性が進出する社会になったとはいえ、女性がまともに働くにはそれなりの能力・体力が問われます。世の中には子供の頃からまともな教育を受けられず社会に出ることが困難な人がたくさんいるのです。このような職業は生きるための選択としてある方が助かると思いますがね。性犯罪の抑止にも役立ってるし、風俗女をバカにしている方は一度よく考えた方が良いと思われます。
世間知らずの若い女が生きる手助けをしてくれている恩人の言葉を無視して性風俗に身を落としていく実にバカな話ですウシジマくんにでてきそうなバカ女の安い人生を描いてありますトモちゃんがこの漫画の中で唯一まともに見えてしまう程です暇つぶしにはなるでしょうがこの漫画に300円以上かける価値はありません
題名からしてギャグ以外の何物でもないと思い借りて読んだのですが、どんどんディープな、深い内容になっていき『アレ?思っていたのと違う…』と思いつつも抜け出せないアリジゴク的な吸引力。平凡な、どこにでもある日常の中のちょっと裏側の、性とか死とか愛とか。深くて重くて、もの悲しい。だけど光や救いがあって。みんなそれぞれ暗くて酷い傷、過去を抱えてて、変態だったりDVしたりろくなもんじゃなかったりするけど、自分以外の誰か大切な人がいて。人間の表とか裏とか過去とか現在とか停滞とか成長とか…。錯綜しすぎ。深すぎました。最終巻なんてもう、哲学書かよ…!というくらいの内容です。ですが、登場人物みんな愛おしい。単純に言うと、思っていた内容と真逆だったけど…面白かったです。
惜しい。実に惜しいです。ヒューマンドラマやキャラ達の繋がり方を描くのが凄く上手い作家さんなので期待して読みました。…ですが、後半から特に終盤、とてつもなく宗教臭くなります。そしてご都合主義が目立つ。作者がラストスパートで若干投げやりになったような…。チコに赴きを起きすぎてトモちゃんのバックボーンや幸せになるためのプロセスが雑な印象を受けました。代表作の大阪ハムレットでも後半そんな感じでしたね。実力はあるのですがスタミナがない作家さんです。夜、海に帰るバスの様な一冊で完結するお話しは秀逸です。トモちゃんは〜、もそれなりに面白かったのですが…個人的には粗が目立ちました。トラウマをテーマに描くことが好きな作家さんですが、今回はぶちこみ過ぎの煮込み過ぎて最後鍋ごと放り投げたようなオチでした。みんなハッピーエンドにしたい気持ちは分かりますが…。
コメディかと思ったら、深い!感動しました。無期限にアップグレードしちゃいました。チコちゃんも、それを取り巻く人もみんな成長して行く過程にじんわりきます。ハッピーエンドだし。個人的にはトモちゃんと歯医者さんの話が大好きです。
レビューと無料サンプルを読んで、これは続きが気になる!と思って読み始め全巻読破しました。トモちゃんチコちゃん始め、何かしらの闇を抱える登場人物が出てきて、「この世に完全にノーマルな人間ているんだろうか?」と思わずにはいられませんでした。登場人物と彼らの話を通して、作者からのメッセージ的なものも感じました。それが読む人全員の人生に当てはまるとは思わないけれど、なにかハッとさせられるものがありました。チコちゃんのお色気要素は必要だったのか?と思うけれどご愛嬌。一貫して何か暖かみのある漫画でした。
すごい話でした。タイトルで敬遠してたんですが、最初は引き籠りで世間知らずのチコちゃんが立ち直るだけの話かと思ったら、登場人物皆濃すぎる!皆過去に一癖も二癖もある人ばかり。ただ性風俗にアレルギーのある方は無理かもしれません(でも世間知らずでスキルもない女の子が生計立ててく上で選べる職であるので自分はリアルと思うんですけどね)すごく哲学的な話でした。すごく濃い人間ドラマ。どこかで見たことがあるデフォルメ絵だなーと思ったら「少年アシベ」の作者さんだったんですね。長年漫画を描いてきてる方だけあってすごく読ませる力があるなと思いました。最後少し駆け足だったり、車谷が言ったジュンユのお母さんの気持ち(私が気づけてないだけかも)って何?といった伏線が残ってたりと少し気になる点はありましたが、根底にあるのは深い人間愛で、読み終わってとても清々しい気持ちになりました。お勧めです!
全巻借りて一気に読んでしまいました。正直、絵的には私好みの「線が緻密・美男美女・パースしっかりで後半もキャラがくるわない絵」ではないし、内容も風俗とかDVとかシリアス系で、このシンプルな絵でこれを描くのかと違和感半分感心半分という感じでした。系統としてはパ●リロとかフルーツバ●ケットのような哲学的で独特の雰囲気を持った内容で、存在や死の意味について描かれています。実際パソコンの画面&レンタルで読むには時間がかかって最後の方はセリフも増えてちょっと読みづらかったですが、伏線がしっかりしているし出てくるキャラがみんなそれぞれ関わりあって幸せになっていくのでそのあたりは読んでて楽しかったです。最後ちょっと詰め込んだ感は否めませんが。ドキドキ・爽快系の漫画では全くなく正直すっきりもしませんが、たまに漫画でいろいろ考えたいなーと思う方にはおすすめ…ですかね?最終巻の結末がこれは、予想はできても意外でした(笑)あと、ジュンユくんがとにかくかわいくて不憫で。。そして途中からトモちゃんほとんど活躍しません(笑)締めにトモちゃん使ってるけど、結局ブスのハッピーエンドはおまけくらいの扱いでした(笑)
絵が気持ち悪い展開が意味不明すぎて付いて行けない少年アシベの頃の良さがまったくなくなっちゃたよ、この作者。どうした、何かあったの?
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タイトルからは想像できないくらい哲学的な物語でした。 唯一の肉親である父の死後、生きるのもメンドクサイと気力を失っていたチコちゃんが、押し掛け世話人のトモちゃんをはじめ、さまざまな人と出会います。物語に登場する人物は、みんな心にキズを抱えています。それゆえに純粋で歪んでいます。そんな人たちとの出会いや別れによってチコちゃんは成長し、日常?を取り戻し、さらには周りのみんなの生きる力になっていきます。とにかくおすすめです。