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本当に、すっごく優しくて素敵なお話でした。育った環境のせいで他人をお金でしか人を繋ぎ止められない攻めと、二人の心や積み重ねた時間によって繋がりたい受けのお話です。一見重いテーマですし、実際切ない気持も味わえますが、お互いを想う気持ちは全編通じて明確ですし、攻めの間宮がクールなビジュアルに反して相当可愛いキャラだったりすることもあり、愛しいお話に仕上がってます。もう、攻めのビジュアルも溺愛っぷりも、お話が進む速度も全体に流れる空気もホント好きでした。あえて言えば、一度くらいはプレゼントをもらって喜ぶ日和くんの顔と、さらにそれを見て狂喜乱舞する間宮さんと、1ページでもいいから10年後、20年後の二人が見てみたかったですが、きっときっと、お互いに成長しながら幸せになっていてくれると思います。優しい気持ちになれるお話。おすすめです。
これも久しぶりに読みました。好きだな〜。ズレた人というのは根本的に真っすぐなので、どうしてもじんわり泣けちゃいます。間宮はもちろんズレた人ではあるのですが、日和も日和で間宮の大人な部分を目にしてから間宮とは釣り合わない自分の子供の部分が目について焦るようになるんですね。お互いにすごく愛してるのに、それぞれの焦りであらぬすれ違いをしたり。この辺の描写が上手くて、ただのズレた攻めと諭す受けに終わらせないバランスの良さがあるんだと思います。相手を心から懸命に愛す、とても心に残るお話です。
泣ける・・・。本当に、藤さんのお話はいつもいつもいつもいつも本当に泣けます。それも、なんとも言えない暖かい気持ちで胸がいっぱいになって、涙がぶわーっとあふれてくる・・・。心が疲れたり荒んだりした時に読み返して、綺麗な心にリセットされたい、澄んだ心、優しい気持ちがたくさん詰まった素敵なお話です。ラストはこれまた藤さん流で、あっけないです。お話はきちんと完結してるし余韻もあるしこれでいいんだと思いつつ、やっぱりもうちょい見たい・・・その後が見たいと思うのは贅沢でしょうかね。とにかく文句なしの★5つです。
購入してから何度も読み返している作品。藤たまきさんの描く男の子はカッコ良くてエロい。星が飛び散り、ぱっと見は大島弓子かという非常にファンタジックな画風と文学的な語り口なのですが、そのストーリーは人間のえぐいところをほじくり返すというか、傷を更に痛めつけるというか、とにかくせつないのです。この作品は恋人との価値観のすりあわせにもがく、船乗り志望の男の子の話。彼はごく普通の感覚の持ち主で、やむを得ない理由から休学しモラトリアム中でした。が、手間のかかる恋人との付き合いによって将来をきちんと見据えるようになっていきます。一方彼の恋人も、彼のごく健全な感覚によって、頑なで不健全だった価値観を崩されていきます。ヘタレ攻めが可哀想で可愛らしい素敵なお話です。
性に紐づく愛と金…古今東西、永遠のテーマですね。愛は尊くお金は卑しいなんて白黒の二元論は通用しないのが現実。「金の切れ目が縁の切れ目」は真理だけど、縁にも愛にも自尊心にもお金は絡んでいて、どんな関係でどんな風に使われるお金なら「愛情」としてやり取り出来るのか。突き詰めたら身動きが取れなくなるよなテーマを咀嚼して、意味付けしたがる意識の網を掻い潜り、優しく強い愛の物語として届けてくれる。かなり癒しの一冊です。「言葉を紡ぐ」がぴったりな作風は、迷いも叫びも台詞の一つ一つが眩い。 2008年の作品ですがテーマは普遍なので、いつの時代にも響くものがあると思います。対等の打ち出し方が今時の作品とはちょっと違うから却って新鮮かも。
「蛇崩、」に関してはかなり不満が残ったのですが、本作には文句なしの星5つ。かなり以前の作品にも関わらず、古さを全く感じさせない。価値観どころか、世界観すら共有しない日和と間宮が、激しくぶつかって傷付け合ったり、断ち切れない想いを互いに吐き出したり。波ひとつない湖面を穏やかに進むかと思えば、霧にとっぷり包まれて相手の指先すら確かめられない。大小のドラマの描き方が実に見事。2人が化学反応を起こして、変わっていく様子をじっくりと堪能しました。日和の家族と、間宮の担当編集者の阿川の役どころもちょうど良い軽さと重さ。是非。
何度も読み返してます。初めての作家さんでしたが、内容が自分好みでした
雑誌で読んだことがあって、久しぶりに読みたくなったので、読みました。自分の好きな年の差カプで、強力なライバルが出て来ないので、安心して読めました。一冊を通して、価値観の違う二人が歩み寄る(主に攻が)話しだからかな。読み終えた後充足感がありました。
2人の世界がブレない 他に周りに人はいるのに笑 絵の瑞々しさと相まって眩しいです
独特の雰囲気がとてもいいのですが、2人のどちらにもあまり共感できず…。お金でしか人をつなぎとめられない間宮さんはもちろんですが、道理の通らないまま手に入ったお金を使ってしまう(しかも休学中)日和も、若者としては当たり前なのかもしれませんがどうかと思ってしまって…。そもそも毎回個人的にお釣りを受け取るのもいかがなものかと。最終的な2人の関係はとても素敵だと思うのですが、そのあたりが気になってしまって浸ることは出来ませんでした。野暮な意見ですが、そう感じる人間もいるということで、参考程度に。
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本当に、すっごく優しくて素敵なお話でした。育った環境のせいで他人をお金でしか人を繋ぎ止められない攻めと、二人の心や積み重ねた時間によって繋がりたい受けのお話です。一見重いテーマですし、実際切ない気持も味わえますが、お互いを想う気持ちは全編通じて明確ですし、攻めの間宮がクールなビジュアルに反して相当可愛いキャラだったりすることもあり、愛しいお話に仕上がってます。もう、攻めのビジュアルも溺愛っぷりも、お話が進む速度も全体に流れる空気もホント好きでした。あえて言えば、一度くらいはプレゼントをもらって喜ぶ日和くんの顔と、さらにそれを見て狂喜乱舞する間宮さんと、1ページでもいいから10年後、20年後の二人が見てみたかったですが、きっときっと、お互いに成長しながら幸せになっていてくれると思います。優しい気持ちになれるお話。おすすめです。