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収録されている『メタルと花嫁』は清水玲子という創作者を知るきっかけとなった作品。初期の作品なので今読み返すと絵は拙い印象ですし、設定のツメの甘さも目につきますが、初読当時10代の私はこの物語に完全に心を持っていかれました。マンガでこれほど激しい衝撃を受けたのは山岸涼子さんの『天人唐草』以来(作風、全然違いますが)。70ページほどの短編ですが、数十年たった今も私にとってのThe Bestsのひとつです。『メタルと花嫁』から、続編にあたる『ミルキー・ウェイ』に至るまで物語上170年の時を経ているのですが、ジャックはまだエルの写真をベッド・サイドに置いているんですよね……。この同じ時、Jの方はどうしているのだろうと思うとせつなくなります。Jにもジャックにとってのエレナのような(死が二人を分かつことのない)伴侶が現れてほしいという気もちもありますが、おそらくJのことだからそれはない(エルを想い続ける)のだろうな、と。エルやルイスの立場(人間サイド)から書かれたのはタニス・リーの小説『銀色の恋人』(絶版……ウソでしょ!?)でしょうか。ちなみに『メタルと花嫁』の発表は1985年、『銀色の恋人』の初版邦訳がハヤカワから出たのは1987年です。それにしても天竜という男。ジャックのモデル(外側)になったりエレナに(自死を計るほど)想われたりルイスの子の父親(遺伝子レベル)になったり。とうにこの世に存在しないのに後世まで多方向に影響を及ぼしているさまは、まさに究極のHomme Fatale。
清水玲子先生初めて買いました。秘密とか最近の作品より絵が好きです。話もとてもよかったです。シリーズを通して読むのが楽しみな作品。
ジャックとエレナのお話と、ふたりとは関係のないお話の、SFっぽい作品の詰まった短編集。今読んでも面白いし絵も美しいです。久しぶりに読みましたが堪能しました。
作者買いです。さすがに初期作品はまとまりがなくて分かりにくいですね。
なつかしくて購入しましたが、ちょっと古い作品すぎてまとまりがない。高かった。
面白いです。中には、ちょっと読後すっきりしない話もあるので星5つは付けなかったけれど、読む価値ありの良い漫画です。
SFの短編集。表題作は動物語も話せて透視も出来る高性能ロボットのエレナとそのエレナを何かと気にかけてしまう優しいロボットのジャックのお話。ジャックとエレナとその周りの人たちとの関係性が切なさがあって引き込まれる作品です。
ジャック&エレナシリーズの初期の作品集です。感情を持つヒューマノイドのお話です。感情豊かなヒューマノイドのジャックやエレナの人間味に惹かれます。
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収録されている『メタルと花嫁』は清水玲子という創作者を知るきっかけとなった作品。初期の作品なので今読み返すと絵は拙い印象ですし、設定のツメの甘さも目につきますが、初読当時10代の私はこの物語に完全に心を持っていかれました。マンガでこれほど激しい衝撃を受けたのは山岸涼子さんの『天人唐草』以来(作風、全然違いますが)。70ページほどの短編ですが、数十年たった今も私にとってのThe Bestsのひとつです。『メタルと花嫁』から、続編にあたる『ミルキー・ウェイ』に至るまで物語上170年の時を経ているのですが、ジャックはまだエルの写真をベッド・サイドに置いているんですよね……。この同じ時、Jの方はどうしているのだろうと思うとせつなくなります。Jにもジャックにとってのエレナのような(死が二人を分かつことのない)伴侶が現れてほしいという気もちもありますが、おそらくJのことだからそれはない(エルを想い続ける)のだろうな、と。エルやルイスの立場(人間サイド)から書かれたのはタニス・リーの小説『銀色の恋人』(絶版……ウソでしょ!?)でしょうか。ちなみに『メタルと花嫁』の発表は1985年、『銀色の恋人』の初版邦訳がハヤカワから出たのは1987年です。それにしても天竜という男。ジャックのモデル(外側)になったりエレナに(自死を計るほど)想われたりルイスの子の父親(遺伝子レベル)になったり。とうにこの世に存在しないのに後世まで多方向に影響を及ぼしているさまは、まさに究極のHomme Fatale。